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知覚過敏について

 今日は知覚過敏についての話です。

最近、多いのがこの 「象牙質知覚過敏症」 です。

皆さんは、お水でしみたり、歯ブラシでチクチク することはないですか?

 

歯の表面はエナメル質でできています。

人間のからだの中で一番硬い組織で、骨よりも硬いものです。

 

ただ、断面で見ると 先端やかみ合わせの面は厚い層ですが、

側面から歯茎に向かいだんだんエナメル質は薄くなっていきます。

 

エナメル質の下(内側)には象牙質という、やや軟らかく、感じやすい組織

があります。さらにその中には神経があり、この神経が反応してしみるわけです

 

歯ブラシで、歯磨き粉(今はほとんどペースト状)をたっぷりつけて、ゴシゴシ

強く磨いていると、エナメル質がすり減ります。

 

エナメル質の薄い、歯茎よりの部分がえぐれて崖のようになります。(くさび状

欠損)といいます。このえぐれが進むと、知覚過敏を起こしてしみます。

 

ピカピカのステンレス製の流し台をクレンザーで磨くと傷ができますね。

あれと同じです。研磨剤の入っていないもので歯ブラシをしましょう。

 

原因は歯ブラシによる エナメル質摩耗だけではありません、

酸蝕症といって酸により、エナメル質表面が溶けた時にも起こります。

一時的にはホワイトニング剤による刺激でも起こります。

 

治療法としては、欠損部のセメント充填やレジン充填で刺激を遮断する方法

家庭では 「シュミテクト」のような硝酸カリウムの入っている歯磨き剤の使用

 

健康な歯を自分で磨きすぎて、減らさないことが一番大切です。

 

虫歯かな?しみるな?おかしいな?と思ったらはやめに検査しましょう。

軟組織(歯肉)は自然治癒しますが、硬組織(歯)は自然治癒しませんから。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 




2008年06月25日

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