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アンチエイジングについて
今日はアンチエイジング(抗加齢)の話です。
抗加齢・抗老化と訳されますが、老化を止めることではありません。
以前からある予防医学を、1歩すすめてもっとアグレッシブ(積極的)にしたもの
です。より早い段階から、加齢のスピードを遅らせて予防していこうという考えで
す。
活性酸素が様々な病気の原因や老化の原因になります。予防には食物やサプ
リメントから抗酸化栄養素をたくさん摂取する必要があります。
肥満も予防しましょう。100歳以上の長寿の方で太っている人はいません。
カロリーリストラクションといい。カロリーを6~7割に制限すると寿命がのびる
そうです。 昔から腹八分目、七分目といいますね。
運動も大切です。寝ている間に成長ホルモンが分泌されるので、しっかり睡眠
をとることも若さと健康を保つために重要です。
ストレスもいけません。健康長寿のかたは、楽天的でくよくよしない人が多く、
「笑い」で免疫力があがることも知られています。 ストレスを上手にコントロール
して「笑顔」で暮らせる環境を作ることも大切です。
水をしっかり飲むことも大切です。汗や尿として排出される水分は1日に1,1~
1,5Lといわれています。できればそれよりも多く摂取したいものです。自分の
体重の30分の1、体重60kgの人で2Lの水を1日で摂取をが目標です。
私もまずできそうなことから、始めて行きたいと思います。健康長寿をめざして。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
再石灰化について
今日は歯の再石灰化についての話です。
私たちが「虫歯」と呼ぶのは、歯に穴があいて、着色が生じてしまった場合を言
います。
実際に口の中では、目に見えないレベルで歯が溶けて虫歯ができ「脱灰:だっか
い」、それを修復する「再石灰化」という作業が繰り返し行われています。
歯の表面のエナメル質」を形成」しているのは、ほとんどがカルシュウムCaと
リンPというミネラル成分です。
これらはごく弱い酸性度(pH5.5)で溶け出してします。
食事をしたり、甘い飲み物を飲んだりすると、口の中の虫歯原因菌が糖を取り
込み分解して酸を生成します。
この酸によって歯の表面からミネラル成分が溶け出すことを「脱灰」といいます。
この状態が続くと本格的な「虫歯」ということになります。
この脱灰を食い止める役割を果たすのが、「唾液」です。唾液は口の中を中性
に戻すだけでなく、唾液中に含まれるCaやPなどのミネラル成分が歯に取り込ま
れて修復の材料となります。これが「再石灰化」現象です。
柑橘系のジュースやお酢なども、酸性が強く、虫歯ではないが歯を脱灰する要
因になります。またビールやワインなどのアルコール類も酸性であり、長い時間
をかけて酒を飲むことも、脱灰のリスクを高めます。
日常生活の中で、生活習慣をも見直すことが虫歯予防につながります。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
睡眠時無呼吸症について
今日は睡眠時無呼吸症の話です。
日本では睡眠時無呼吸症の患者数は約200万人いるとされています。
欧米人に比べ原因の1つとされる肥満少ないが、発症しやすい頭や首の形
態 をしています。
無呼吸になる原因の多くが、舌根(舌の根元)が気道に落ち込んだり、扁桃腺肥
大で気道が閉塞する「閉塞型」や呼吸中枢機能の低下で起こる「中枢型」は少な
いとされています。
閉塞型の治療法は気道の閉塞を防ぐ「鼻CPAP(シーパップ)」装置の使用が基
本です。睡眠時に鼻にマスクを装着して、機械で加圧した空気を送り込む装置
です。しかし軽症の人は「口腔内装置(スリープスプリント)」の使用で防げます。
スプリントを入れ下顎を前に出すことで、舌根が気道に沈みこむことを防ぎます
睡眠時無呼吸症とは呼吸が10秒以上止まる「無呼吸」が1晩(7時間)に30回
以上、あるいは1時間当たり5回以上ある場合をいう。その中で軽症は無呼吸と
低呼吸が1時間当たり5~15回発生するものをいう。
問題点は、ただ単に呼吸が止まる、眠りが浅くなって昼間眠くなるといった点だ
けでなく、重大なことは、放っておくと、明らかに死亡率が高くなることです。
放置しておくと、脳血管障害や心臓血管障害の発作を起こして命を落とすので
す。
高血圧や心筋梗塞、脳卒中などを合併するリスクは2~7倍も高いとされていま
す。
2004年から、内科や耳鼻咽喉科で睡眠時無呼吸症と診断された場合は
歯科でのスリープスプリントは健康保険が適応されるようになりました。
医科・歯科の連携により治療が受けやすくなりました。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
歯ぎしりについて
今日は睡眠中の「ブラキシズム」の話です。
歯の表面がすりへり、詰め物がよくとれる。
朝起きると、顎の疲労感、不快感、こわばりがある。
人から「寝ているときに、歯ぎしりをしていた」といわれた。
以上のような人は「ブラキシズム」という、異常な習癖をおこしています。
ブラキシズムとはグラインディング:「歯ぎしり」(上下の歯をすり合わせて音を
出す)とクレンチング:「噛みしめ」(音はださないが歯を強く噛みしめる)などの
運動障害のことです。
人は、ものを噛んだり唾液を飲み込むときに、上下の歯が接触します、それは
1日15分前後で、非常に短いものです。
重いものを持ち上げる時などを除いて、上下の歯は2mmほど離れていて接触
していません。
睡眠中は健康な人でも「歯ぎしり」や「噛みしめ」といったブラキシズムを1晩で
15分前後も行っています。それが長時間に及び過度になってくると「病的な
ブラキシズム」となり口の中や周りのみならず、様々な問題が起こってきます。
この病的なブラキシズムの約80%が睡眠時無呼吸症に関連しており、この約
70%が危険な中枢型の睡眠時無呼吸症であるといわれています。
治療法は対症療法となりますが、寝るときに、マウスピースを装着する「スプリン
ト療法」や、「歯はわずかに離して寝る」などと就寝前に繰り返し唱える「自己暗
示療法」や「薬物療法」、「行動療法」、「理学療法」などがあります。
質のよい睡眠をとるためには専門医に受診し相談をしましょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
タバコについて
今日は健康は「脱タバコ」からという話です。
ニューヨークでは市内のパブやバー、レストランなどではタバコを吸うことは一切
できません。すべての公共施設は2003年の禁煙法で全面禁煙です。
先進諸国では、アイルランド、ニュージーランド、カナダ9州、英国、米国17州と
多くの国で禁煙法がすでに制定され、「脱タバコ社会」になりつつあります。
日本はタバコ規制の取り組みでは、先進諸国の中で最後進国です。徐々に「脱
タバコ」の意識は高まっていますが、日本の男性の喫煙率は39%とまだまだ高
いレベルです。
WHOは健康被害を防止するため、2003年に「タバコ規制枠組条約」を採択
し、日本も2005年にこの条約を批准しました。しかし実際の取り組みでは欧米
諸国に大幅に遅れをとっています。
タバコは死亡原因の最大要因であり、しかも禁煙することで健康被害を確実に
予防することができます。がん・心筋梗塞・脳卒中・肺気腫などさまざまな病気
と深い関係があります。
歯科でも喫煙によって口腔癌のリスクは7.4倍にも増大します。歯周病の発症
や進行にも関与します。インプラント治療では喫煙が治療の不成功につながると
されています。
禁煙後進国である日本を、国をあげて「脱タバコ社会」へと、目指す決断をする
必要があります。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
歯周病について
今日は成人の10人に8人はかかっている「歯周病」の話です。
歯周病は歯を失ってしまう最大の疾患であるにもかかわらず、自覚していない方
が多いのです。
歯周病菌は歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の間の隙間に潜んでいます。
歯周病菌の固まりはバイオフィルムというバリア機能を持つため、しっかりと除
去することはなかなか容易ではありません。
7月5日に有楽町よみうりホールで「第14回口腔保健シンポジウム」が開かれ、
東京医科歯科大の和泉教授は、歯周病のチェック項目をあげています。
1.歯茎がムズムズして、かゆい
2.歯茎が浮いた感じで、腫れぼったい
3.冷たいものがしみる
4.歯を磨くと歯茎から血が出る
5.起床時に口の中がネバネバする
6.歯茎を押すと血や、うみが出る
7.口臭がある
8.歯茎が腫れて、赤黒い
9.歯と歯の間に物が挟まりやすい
10.歯を押すと、グラグラする
11.歯茎が縮み、歯が長くなって見える
12.歯並びが変わったようなきがする
*2個以上該当すれば歯周病の可能性、4個以上は受信が必要。
10~12は重度の歯周病
米国の報告では、重度の歯周病にかかった人の死亡率は、健康な人の
1.85倍。喫煙者の危険度より高く、心疾患のある家系の人に匹敵します。
早産・低体重児出産でも、重度の歯周病の妊婦は5,9倍の危険率があり
アルコールや高齢出産を大幅に上回っています。
たかが歯周病と侮ってはいけません。お口は全身の入り口であると同時に
< 健康の入り口 >でもあります。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
音楽療法2について
今日は音楽療法のつづきの話です。
モーツァルトの音楽が予防医学に有効であるという話です。
米国ではモーツァルトの音楽は認知症や鬱を改善するという報告があります。
4つの特徴があります。
特徴1.4,000Hzの高さの音が多く含まれているということです。
人間の耳が最も敏感に感知し、小さな音でも聞くことのできる音の高さ
です。特に4,000Hzは聞き取りやすい周波数であり、その周波数を
持つ赤ちゃんの泣き声にはすぐに反応します。
特徴2.和音が豊富であるということです。
倍音効果(倍音:ひとつの音の整数倍の周波数を持つ音。複数の音
が響きあうことで出る倍音がある)でより高い周波数が出て
聴覚神経をよく刺激します。
特徴3.繰り返しのパターンが多いということです。
その旋律の中には、「揺らぎ」がバランスよく含まれているため、心地
良さを感じることができます。
特徴4.音のメリハリがあり、脳に程よく刺激が行くことです。
自律神経が整って、副交感神経が働き、血圧安定、新陳代謝の促進
により、心身をリラックスさせてくれる。
副交感神経が働く習慣づけが必要です、それに最適なのが音楽療法で最も効
果を発揮する作曲家がモーツァルトです。
音楽は、安価で副作用のない「薬」です。
今後は、予防医学のためにもっと活用すべきといわれています。
音楽の力で健康寿命を延ばしてQOL(生活の質の向上)を高めていくべきです
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
高砂支部の話
今日は土用の丑の日です。連日猛暑が続きます。
昨日は歯科医師会館で学術講習会でしたが、今日は柴又・ゑびす家で高砂支
部常会(支部会)が行われました。
社団法人葛飾区歯科医師会には、金町・亀有・堀切・新小岩・立石・青戸・高砂
という7つの支部があります。
我が高砂支部は高砂・柴又・細田・鎌倉地区からなります。
現在、支部役員は支部長の杉山先生(柴又)、副支部長の門橋先生(高砂)、
理事の私、櫻井です。
おおむね2か月に1回、夜、診療後に高砂か柴又で常会は開催され、20名前後
の会員の先生が集まります。
近年、医師会高砂支部支部との交流も活発で、忘年会、新年会と交互によびあ
い医科・歯科の相互の関係がスムーズに行っているのが高砂支部の特徴です。
今日は長年功績があり引退なされた、高砂の米山・古郷両先生をお招きし、
記念品の贈呈とご挨拶を頂きました。健康第一とのお話でした。
議題としては支部規約の改正案が支部長より提案されました。
楽しい歓談の締めに、やはり、土用のうなぎを頂き、解散しました。
二晩つづけて、鰻 でした。スタミナつけて暑い夏を乗り切りたいです。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
学術講習会
今日は診療後、歯科医師会館で学術講習会がありました。
私は学術担当理事のため、受付をし、講習会に参加しました。
タイトルは「複雑な補綴(ほてつ)のマネージメント」。講師は渋谷区開業の山崎
長郎(まさお)先生。審美歯科では有名な先生です。
夜7:30~9:00の1時間半。多数の熱心な先生がたが詰めかけました。
大学卒業後、米国留学しており、帰国後1974年に原宿で開業しています。
講演の中で山崎先生はこう述べています
「すべての歯科治療において 、治療の目的を明確に見極め、それが確認され
ていることを治療のスタートとすべきである。
最初にこれが出来ていなければ、最終的に正しい治療結果を得る事はできな
い。」
先生の長年の臨床経験とたゆまぬ研鑽、62歳とは思えぬバイタリティーに圧倒
されました。50歳からさらに、勉強をして最先端の技術を取り入れているとの事
でした。
講習会の後、山崎先生を囲んでの懇親会で、直接間近で先生のお考えを聞く
機会に恵まれました。
師曰く、「歯医者の仕事が好きでなくては、長く続かない」・・好きこそものの上手
なれ。 「仕事が楽しめなければ、成功しない」・・楽しい、面白いと思える心持
ち が大切。
「小さな成功をうれしい、素晴らしいと感じられる心が大切。」
ゴルフにも熱心で、仕事もゴルフもとことんやるタイプのようです。先週日曜、
九州で暑い中。1.5ラウンドしたらしく、若手の先生より元気だったそうです。
仕事も頑張り、趣味も頑張るそのバイタリティーを少しでも吸収すべく。みんなで
一緒に1日早い土用のうなぎを食べました。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
花火の話
今日は大暑でした。地元、柴又では葛飾花火大会がありました。
正午と3時、5時に、「今日はやります!!」という号砲が数発あがり、日が暮れ
てまもなく、程よく夜風の吹く中、盛大に始まりました。
昨年の人出は、およそ 350,000人程で、今年も10,000発が打ち上げられ
たようです。
何年振りかで江戸川河川敷まで、家族で観に行きました。夕食後出かけてみる
と、浴衣姿の若者、家族連れで大変混みあっていました。
土手に近づくにつれ、音が腹に響き、迫力がありました。河川敷のシートに腰を
降ろし、間近で花火を見ていると、首が疲れる程でした。
1時間ほど続き、最後のクライマックスステージは、圧巻。とても とても 美しく
たった30秒ほどの時間でしたが、1番印象に残っています。
帰りは初詣並の大混雑でしたが、息子も「行ってよかったよ」と一言いっていまし
た。
いつもは遠くから上の方しかみておらず、間近で見る全景は素晴らしいと改め
て思いました。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
全員発表会3
2日目、20日は9:00~12:00演題51~80。昼食・休憩1:00~4:00演題81~105。全日程終了。京都より帰京。 とても蒸し暑い京都でした。
全国各地のさまざまな先生がたの毎日の臨床の報告がとても参考になりかつ
刺激になりました。
最先端の Piezo Surgery (超音波 ピエゾ 使用の外科処置)。
前歯部のインプラントによる審美性改善。
抜歯即時埋入・即時荷重・早期荷重。
咬合支持の回復・咬合再構築・咀嚼。
サイナスリフト・ソケットリフト。
骨造成・GBR・再生医療。
CT・シュミレーション・ナビゲーション。
インプラントと矯正治療。
CAD/CAM・ジルコニア。
チーム医療・メンテナンス。
インプラント100時間コース同期の先生達も多数出席しており、
同室の老沼先生(柏市)はHAインプラントの有用性を発表し、
行動を共にした水口先生(杉並区)は新手法のB-LBridge法の発表をしまし
た。帰りの新幹線では、東京に着くまでずっと、水口先生とインプラントについて
語りあいました。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
全員発表会2
初日、19日。11:00~12:30演題番号1~13発表。私は13番で午前の最
後でした。昼食・休憩後20:00まで14~51発表と「サイナスシンポジウム」
20:00~21:30夕食。22:00~24:00「ミッドナイトミーティング」とハード
スケジュールでした。
私の発表は 診査・診断・軟組織マネージメント 部門で 「ハーフフラップにより
付着歯肉を増大した症例」という演題でした。
フラップとは軟組織(歯肉)をオペ時にメスで切開し中の骨を露出させることです
患者さんの浸襲を最小限にするにはフラップレス(切開しない方法)が一番です
しかしそれには術前診査により条件を満たさねばなりません。
インプラントを埋入する部の骨が十分にないとやはり、フルフラップ手術をして
インプラントを埋入しかつ、骨造成(人工骨を足すこと)が必要です。
付着歯肉とは歯の周りにあり、歯を守るために安定した歯肉です。その周りに
可動粘膜があります。フラップオペをするとこの歯を守る付着歯肉が減少します
私が提唱するハーフフラップは、フラップレス手術の低侵襲を維持しながら付着
歯肉を増大することができます。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
全員発表会
今日から1泊2日、ウエスティン都ホテル京都で、所属する日本インプラント臨
床研究会の第3回全員発表会に参加します。 日本全国から100名ほどの会
員が参加して症例報告をします。 2日で105の演題の発表があります。
私は初日午前の最後13番目です。
「ハーフフラップにより付着歯肉を増大した症例」という演題で症例報告をしま
す。 少々緊張します。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
音楽療法について
今日は音楽療法についての話です。
古代ギリシャでは、病期の原因は悪霊だと考えられていて、シャーマンが鳴り物
を鳴らしながら、悪霊を追い出すおまじないをしていました。それが音楽療法の
始まりと言われています。
三平方の定理のピタゴラスは音楽に数の整合性を発見し、人間の心身も音楽
によって調整されると説きました。自ら弟子たちに鎮めの音楽を作曲し毎日その
歌を歌わせたそうです。
哲学者のアリストテレスは、心の浄化を意味する「カタルシス」という言葉を作り
音楽によっても、悩みや心の澱を発散することができ、カタルシスが起こると言
いました。
ある修道院が聖歌を歌うのをかめたら、ほとんどの修道士の聴力が衰え、鬱病
になってしまったそうです。内科医が再び聖歌をうたわせたところ、元気になり、
もとの生活に戻ることができたそうです。
パーキンソン病の治療には、音楽のリズムをペースメーカーにして、体の動き
を元の秩序ある動きに回復させる効果が知られています。
自閉症の子供に音楽を聴かせることによって、発達が促進されたり、爆発的な
感情を緩和したりすることがわかっています。これらを神経学的音楽療法と呼び
ます。
これからの高齢化社会では、音楽を通じて心のゆとりや楽しみ、癒しを与えられ
れば、脳に刺激が与えられ、痴呆を減らし、元気な高齢者が増えると思われま
すし、孤独からも救われると思います。
鬱や引きこもりなどメンタルな問題を抱えている成人や若者も大勢います。
音楽療法がメンタル面での助っ人として苦しんでいる人を救い、勇気や生きる
力を与えていくことでしょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
熱中症について
今日はこの暑い時期におこる熱中症の話です。
熱中症とは熱に中(あた)るの意で、暑熱環境で生じる障害の総称です。
1熱疲労 2熱けいれん 3熱射病などの病型があります。
重症の病型である、熱射病では、死亡率が高く、1994年から急増しています。
1熱疲労:脱水によるもので、水分補給が不十分な場合に起きます。全身の
倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、頭痛、がみられます。血圧の低下
頻脈、皮膚蒼白の所見がみられます。涼しい場所で、衣服をゆるめて
寝かせ水分補給により回復します。場合により点滴が必要です。
2熱けいれん:Na欠乏によるもので、大量の発汗で水のみ補給し塩分補給が足
りなかった時に起きます。筋の興奮が亢進し、四肢や腹筋の痙
攣、筋肉痛がみられます。生理食塩水(0.9%)で回復します。
3熱射病:体温調節が破綻し、異常に体温が上昇しておこります。高体温と意識
障害が特徴です。脱水状態が多く、処置が遅れると、脳、肝、腎、心、
肺など全身の臓器障害や、DIC(幡種性血管内凝固症候群)を合併
し死亡率が高くなります。
熱中症の予防
暑熱環境に長時間さらされないようにすること、水分補給をまめにすること、
外出時には日傘や帽子で直射日光を遮ること。梅雨明けなどで、急に暑くなった
ときは、体が暑さに慣れていないので、注意が必要です。
スポーツや労働時はできれば、暑い時間帯を避け、休憩を頻繁にとり、十分に
水分補給をします。大量に汗をかく場合には、塩分補給も重要です。食塩水
または塩分を含むスポーツドリンクが適当です。
地球温暖化や都市化によるヒートアイランド現象などから気温が上昇している点
暑さに弱い高齢人口が増加している点、日本人の暑さへの適応が低下している
点などから、今後、熱中症が増加していくと予想されます。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
乳酸菌について
今日は健康飲料に使われる乳酸菌の話です。
ヤクルトやマミーなど乳酸菌飲料に使われている、乳酸菌の仲間のことです。
皆さんは、プロバイオティクスという言葉を聞いたことがありますか?
もともと体内にる菌のうち善玉菌と悪玉菌のバランスを整え善玉菌を増やし
健康を維持しようというものです。
このプロバイオティクスが歯周病の予防に応用されはじめました。
乳酸菌のなかで LS1という善玉菌がもともと唾液中にいてこれを摂取する
ことで悪玉菌(歯周病菌)を抑え、歯周病を予防するのです。
歯肉からの出血や歯周ポケットの減少がみられ、薬による殺菌と違い、耐性菌
の出現の心配もありません。 商品名:クリッシュ(ピンキー) があります。
タブレットにLS1が配合されており、ヨーグルト味が付けてあります。できるだけ
口のなかに長時間残すため、タブレットをかまずにゆっくりと口の中で溶かすと
よいでしょう。
微生物が発酵することで生まれる人体に有効な物質を利用することを
バイオジェニックス といいます。ここでも別の乳酸菌が活躍しています。
免疫力アップに効果的 な HK-LP という乳酸菌も利用されています。
加齢とともに少なくなる免疫細胞(T細胞)が強化されます。
HK-LPは人間本来が持っている自然免疫と、経験・学習により得られる獲得
免疫 の両方が向上します。 商品名:ラクデント(オーラルケア)があります。
体調に合わせて1日1~2カプセル服用します。
乳酸菌はヨーグルトを思いますが、これは主に腸で働きます。ですから、
ヨーグルトで歯磨きしても、虫歯や歯周病の予防にはなりません。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
CTについて
今日はCT(ComputedTomography)コンピューター断層撮影の話です。
皆さんはCTを撮影したことがありますか?
従来から使用されている、医科用ヘリカルCTは正確性は高いですが、被曝量も
多いのが難点でした。
最近の歯科用コーンビームCTは被曝量を抑えかつ正確に撮影・診断できます。
インプラント治療ではその有用性が認知され、事前診査に必要です。
下顎では下歯槽管(下顎の神経)との関係を3次元的に把握するために必要
です。パノラマ撮影(通常のレントゲン)は2次元ですので、明瞭に確認できない
ことがあります。
神経損傷を避け、下歯槽管までの距離、走行状態の把握のため、撮ります。
上顎では前歯部分では骨量、骨幅が少ないのでその把握と骨密度も下に比べ
低いので骨性状を知る必要があります。
奥歯部分ではサイナス(上顎洞)がありそのため骨が少ない部分ができ、インプ
ラント埋入時でサイナスリフト(上顎洞底を上げてスペースを作ること)には必要
です。
さらにCT撮影データは、光造形システムでの顎骨作成や、より精密なシュミレー
ションのためのソフトへの移行など、高度な診査・診断システムに有効です。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
歯科助手について
今日は歯科助手(DA)の話です。
DentalAsistsntは歯科衛生士(DH)とならび、日常診療の大切なアシスタントで
す。業務は受付業務および診療補助おこないます。
当院では受付と診療補助は基本的に別れて担当しています。
受付は医院の顔でもあります、電話の応対、予約の業務 会計業務といろいろ
こなさなければなりません。
会計中に電話がかかってきたり、予約の変更があったり、不思議とよく重なって
しまい、なかなか慣れるまで大変です。カルテ作成の登録、保険証の確認とコピ
ー、カルテ整理、会計のレジ、することがとても多いのです。
歯科助手の診療補助の業務では、歯科衛生士および歯科医師のアシスタント
です。歯科衛生士のように国家資格の必要はなく、法的な制限はありません。
お口の中をさわらない以外はなんでも、アシスタントをします。
セメント(接着剤)を練ったり、印象材(型どりの粘土様な物)を練ったり、患者
さんを診療台に誘導したり、器具を消毒、滅菌したり、いろいろと大変です。
我々スタッフはそれぞれの役割をみんなで連携して、業務をすすめています。
受付がいなくても困りますし、診療補助がいなくてもスムーズに治療が進み
ません。
予約外で急患として来院されるかたにも対応します。みんなで協力しあって
患者様のために役立てるように、医療人として日々努力するところです。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
ユビワサンゴヤドカリの話
今週も海水魚たちの話です。
新しい仲間 ユビワ サンゴ ヤドカリ を飼いました。
沖縄の海で捕れた ヤドカリの仲間ですが、非常に美しいヤドカリです。
南の海にすむ生き物らしく、黒い足に 青い指輪 をしているようできれいです。
陸地にあがることなく、潮干帯、または海中の、比較的強い流れの中で岩の上
で生活しているらしいです。
うちの水槽も30cmから45cmへ一回り大きくし、クマノミの「くま」と「ちび」やチョ
ウチョウウオの「ぱんだ」たちも広くなり泳ぎ回っています。
45cm水槽に海水を作り、1週間魚を入れず濾過して水を調整し、亜硝酸濃度
を測定して良好となったので、30cmから移しました。
折角広くしたので、ユビワサンゴヤドカリ と マガキガイ 2匹も仲間入りです。
マガキガイはとても地味で 役目はキャメルシュリンプ(スザクサラサエビ)と同じ
掃除屋さんです。餌の残りや、水槽につくコケを食べてくれます。これも沖縄産
で巻貝の仲間です。
だいぶ水槽内もにぎわってきました。ライブロックもあらためて買い、べつのバケ
ツで1週間様子をみてから入れました。濾過装置も上部式と外部式フィルターを
2つ付けて循環しています。
これで大丈夫なら、もう少し、魚を増やしたいです。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
MIについて
今日は MI(ミニマル インターベンション)の話です。
日本語で「最小限の侵襲」と訳されます。つまり、「より少ない治療介入で、
最大の治療効果を得よう」という考えかたです。:最新の治療概念です。
今までは、虫歯を削るとき、予防拡大と言って、虫歯より大きめに穴を削りまし
た。しかし、現在は、接着力や物性が向上し、削るのは虫歯の所だけに限定
して削ります。したがって、歯本来の強度を保つことができます。
削る量が少なければ少ないほど、歯は長持ちします。表層(エナメル質)は、
1度削ってしまうと、2度と再生しません。
しかし今までは、材料・接着剤の問題で小さく削って詰めることが難しく、すこし
大きめに削り型をとり、金属を作ってそれを接着剤で付けていました。
MIを実践するには、細かいテクニックが歯科医師に必要になり、また多くの
時間を費やします。さらに、虫歯が大きい場合や、歯肉の下まで虫歯になって
いる場合は適応になりません。
審美領域では、CR(コンポジット レジン)修復は金属を使わないため、より自然
感のある修復が行え、患者さんのニーズに貢献することができるようになりまし
た。
インプラント領域でも切開をできるだけ少なくする考えが主流になりつつあります
今まではフルフラップといい切開して骨をしっかり目視していましたが
最近はCTの活用など事前診査によりできる限り、ノンフラップまたはハーフ
フラップへと移行しています。
これも外科的なMI(最小限の浸襲)の考え方と、その実践です。
MIはどのような治療でも最優先にとられるべき考え方だと思います。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
マウスピースについて
今日はマウスピースの話です。
皆さんはマウスピースというと何を思いますか?
代表的なのはボクシングですね。 しかし医療用や審美用などいくつかあります
スポーツ用マウスピース
ボクシング、ラグビー、アメフト、ホッケーなど体と体が接触するスポーツ(コンタ
クトスポーツ)に必須。試合に着用を義務付ける競技もあります。外傷による歯
の損傷を防ぎ、粘膜も裂傷から守ります。
団体競技が多く、チームカラーの色を付けることもあります。
医療用マウスピース
1 睡眠時無呼吸症、いびき防止用:上下の顎のマウスピースを作り、口腔内で
合わせをし、固定します。仕上げをしてから、毎晩就寝時に使用します。
2 ナイトガード:夜間の歯ぎしり、くいしばりの防止のため、上顎にソフトな
マウスピースを装着します。インプラント使用時の咬合力過多による
負担過重防止にも使用します。
審美用マウスピース
ホームホワイトニングを行うときに、ホワイトニング剤(ジェル)が流れないように
薬剤を定着させるために使用します。スポーツ用、医療用にくらべて薄くて違和
感が少なく、調整の必要もありません。
矯正用マウスピース
通常のワイヤーを使用する方法でなく、マウスピースをはめながら歯をうごかす
方法です。症例によってはできないものもあります。
市販されているものはお湯につけて温めて軟化し、冷やして使います。医院では
オーダーメイドで作ります。フィットがよく使い心地はやはり良いですね。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
酸素飽和度について
今日は血中の酸素飽和度(%SpO2)の話です。
当院では酸素飽和度と脈拍数を調べるパルス オキシ メーターを導入しまた
血中ヘモグロビン(還元型)は暗赤色をしています。
酸素と結合して、酸化ヘモグロビンとなると 鮮やかな赤色にかわります。
ヘモグロビン(還元型)は赤い光を多く吸収します。
酸化ヘモグロビンは赤い光をあまり吸収しません。
つまり、赤色光の吸収率が異なるために、色の違いがおきます。
一方、赤外光では吸収率の差が出ません。この性質を利用して、
赤色光と赤外光の吸光度より、間接的に 酸化ヘモグロビンの割合(酸素飽
和度)の算出をします。
指などの組織を横切るように光源と検知器を配置すると、心臓の鼓動に応じて
送られてくる動脈血量は増減し周期的な透過光の変動を生じます。
この変動成分について2つの光を比較分析すると、動脈血の酸素飽和度を
得ることができます。
パルスオキシメーターは皮膚および組織の厚みや色による光の吸収率は変動
しないため、測定値に影響はしません。また光の変動の周期は心臓の鼓動に
一致するため、同時に脈拍数も得られます。
家庭でも簡単に測定できます。%SpO2:85%以下は注意信号です。
通常100%近くですが、たばこ喫煙者は低下します。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
口臭について
今日は口臭についての話です。
皆さんは、家族のかたに「お口の臭い」を指摘されたことがありますか?
家族のかたの「お口のにおい」が気になったことがありますか?
舌の表面は舌乳頭という、小さなヒダがあり、口臭の約60%は舌苔(ぜったい)
と呼ばれる、舌の表面についた白い汚れから発生しています。残りの原因は
進行した歯周病による歯肉から、鼻炎から、胃炎からなどです。
舌苔は、口の中で剥がれ落ちた頬の粘膜や血液成分、食べかすからできてい
て、舌の中央奥のくぼんだ部分にたまりやすくなっています。
口腔内には300種以上の細菌がすんでいます。
これらの細菌が舌苔に含まれるタンパク質を分解するとき、VSCガス と呼ば
れるにおいのあるガスが発生します。 口臭の原因はこのガスです。
VSCガスの主な成分: 硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド
では口臭の防止はどうすればよいのでしょうか?
においの広がりを抑えると同時に、口腔内の細菌の活動をブロックする必要が
あります。
香りでごまかさず、口臭の原因物質であるVSCガスの発生を防止しましょう。
舌ブラシの利用
舌専用ブラシも販売されています。舌表面を優しく、効率よく清掃できます。
舌の正しい磨き方
1、舌をぜきるだけ前方に突き出します。
2、鏡を見ながら、ブラシを舌表面にあてます。(あまり奥まで挿入しない)
3、軽く前方に引き出すように、数回ブラッシングします。
手入れは:1日1回。
回数が多すぎると、味を感じる、味蕾(みらい)を傷つけてしまいます。
高齢者も、加齢とともに、唾液の分泌量が低下し、舌表面に汚れがたまりやすく
炎症をおこし易くなります。洗口剤や湿潤剤、も併用すると良いでしょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
親知らずについて
今日は親知らず(智歯・知歯:第3大臼歯)の話です。
第1大臼歯(6歳臼歯)は6歳前後から、第2大臼歯は12歳前後から、そして
第3大臼歯(智歯)は? そうです、18歳前後から生え始めます。
乳歯や第1、第2大臼歯と違い、大人になり、親からひとりだちする歳ごろから
生えてくるため、親が生えはじめを知らないので、「親知らず」と呼ばれます。
英語でWisdom tooth(知恵の歯): 物の分別がつく年齢から生える歯です。
皆さんは親知らずを今何本持っていますか?
私は4本はえています。四隅にまっすぐ生えているので、きちんと噛んでいます。
通常下顎の親知らずは、まっすぐにはえず、斜めで少し頭を出している
(半埋伏智歯)か、完全に歯肉の中に埋まっている(完全埋伏智歯)が多く、
レントゲンを撮り確認します。
上顎の親知らずは、まっつすぐにはえてきますが、歯並びから外にずれ(頬側)
歯ブラシが上手にできず、よく虫歯になります。
上下どちらの親知らずもブラッシング不足から炎症を起こしやすく、痛くなったり
腫れたりして来院することが多く見られます。
皆さん怖がって来院されますが、「目のかたき」に親知らずを抜くわけではなく
消毒、投薬をし炎症がおさまれば、使っていただき、やはり落ち着かないときは
抜歯を検討します。
上顎の親知らずは当院で対応できることがほとんどですが、
下顎の親知らずは通常、大学病院の歯科口腔外科に紹介状を出します。
本来、一番奥に生えるべき歯であるので、将来、ブリッジの土台や義歯の支え
になる可能性もある場合は 8020運動 も踏まえてなるべく残しましょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
歯科衛生士について
今日はスタッフのなかで主力となる歯科衛生士(DH)の話です。
歯科衛生士:Dental Hygienist(DH)は国家試験により、厚生労働大臣から認
可を受け、歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導を行う、歯科医療職。
私たち歯科医にとって、日常診療になくてはならない存在です。 当院にも
現在2名の衛生士が在籍し、来年歯科衛生士学校に入学の準備をしている
歯科助手1名も在籍しています。
米国では 日本とは異なり、むしろ歯科医師に近い地位と待遇を得ており
責任のある仕事が要求されています。歯周病の予防・管理の専門家として
存在するため、自分専用の診療椅子で、予約した患者さんを歯科助手とと
もに、診療します。
日本では歯科助手が法制化されていないため、歯科衛生士が診療補助を行い
ながら、歯周病の予防・管理の仕事も行わなければなりません。
日米での歯科衛生士の業務の大きな違いは、歯科診療補助の歯科助手が、
米国では法的に認められ、日本では認められていない点です。そのため、
日本の歯科衛生士には、歯科診療補助業務が重くのしかかっているのが
現状です。
歯科衛生士教育は平成22年度にはすべて3年制以上になります。3年制以上
になっても、職域はたぶんなにも変わらないでしょう。
米国型の歯周病予防や維持管理を専門に行う歯科衛生士は日本で定着するの
は難しく、日本の歯科医院が米国の様に歯周病専門、歯内療法専門、のように
専門医制になれば、現実化して行くと思います。
日本の歯科衛生士に今求められるのは、歯科衛生士としての充分な知識と
技術、患者さんへの思いやり、そしてなにより責任感だと思います。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
チョウチョウウオの話
今日はもう1匹の仲間チョウチョウウオ (クラカケチョウ)の話です。
先日飼った2匹のキャメルシュリンプ(スザクサラサエビ)の1匹が、脱皮直後に
天国へ行ってしまい。今現在、2匹のカクレクマノミ「くま」と「ちび」とキャメルシュ
リンプそして新しい仲間チョウチョウウオの4匹が同居しています。
30cm水槽と小型なので目安としてクマノミ1~2匹とイソギンチャク1匹が理想
らしく、このくらいの数かなと思っています。
チョウチョウウオは黄色に黒と白の模様があり、尾にパンダの目のような模様が
あるので、そのまま「ぱんだ」と名づけました。「ぱんだ」は餌をあまり食べず、
クマノミたちがちょこちょこと泳ぎまわって、えさを食べてしまいます。
ショップの店員さんに聞くと、チョウチョウウオはなかなか餌付けがむずかしい
とのことで、食べないでいるとやせて死んでしまうと言われました。
そのため食べやすいフリーズした餌を解凍して流れにそって少しずつ与えます。
やはり「くま」や「ちび」がどんどん食べます。「ぱんだ」はとろとろ食べに行きます
結局フィルターの網について引っ掛かっている餌を食べます。なんともおっとり
な魚です。
一方、キャメルシュリンプは長い2本の触覚で、いつも餌を探しています、餌が流
れて寄ってくると素早くつかみ食べます。「ぱんだ」と対照的でわかりやすいエビ
です。
水質が安定しないと、脱皮直後は皮膚がまだ弱いので、ダメージを受けやすい
とのことでした。 今は、内部フィルターと外部フィルターを両方使っています。
エビは水質と水温が影響するとのことで、水温も25度を目安に、冷却ファンを上
から送風しています。水槽にバックスクリーンを貼り温度上昇をへらし、見た目も
海中の様にしました。
いろいろ手がかかりますが、週末の楽しみでもあります。
なぜか見てると癒されます。「ちび」が「くま」と「ぱんだ」につつかれているのが
気がかりでなりません。分けてあげるべきかが心配の種です。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
電動歯ブラシについて
今日は最近、よく見る音波歯ブラシと超音波歯ブラシの話です。
皆さんは電動歯ブラシを使ったことがありますか?
回転式の外国のメーカーの電動歯ブラシを使用している患者さんに、使用を止
めてもらったことがあります。
歯頚部(しけいぶ:歯の歯肉付近)の歯質が、くさび状にえぐれてしまったから
です。それが進むと 知覚過敏を起こしてしまいます。
ですから 購入する時は、音波または超音波の表示の物にしましょう!
音波歯ブラシ :毎分3万回の高速振動をします。したがって手を細かく
動かさなくても毛先をあてるだけで、歯磨きができます。ゴシゴシ磨く必要は
ありません。
最大のメリットは、奥歯を磨く時、口を大きく開けると頬の緊張により狭くなって
しまいますが、口を大きく開けずにすみ、奥に入れるだけで毛先が働いてくれて
きれいにしてくれることです。つまり
口を閉じたまま奥から手前にゆっくり移動させるだけでよい のです。
音波の波動は水分(唾液)を介して伝わります、唾液分泌の少なめなかたは、
最初にブラシをよく水でぬらしてから使用しましょう。
ソニッケアー エリート e9800(歯科専売) ¥17,640(税込)
プリニア(歯科専売)¥9、975(税込)
超音波歯ブラシ :人に安全な超音波を発振する歯ブラシです。音波歯ブラシ
と違い、振動がないため静か。そのため普通の歯ブラシの様に手を動かす必要
があります。
特徴は、歯周ポケットの中など、毛先の届かないところのプラークを分解します
音が静かで機械音や振動か苦手な人に向いています。
DENT EX systema ultrasonic¥16,590(税込)
通信販売や量販店でも様々なもの低価格なのもがでています。
特徴を理解し、その効果を十分に引き出しましょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
AEDについて
今日は、自動体外除細動器(AED)の話です。
最近、駅、学校、など公共施設での設置が多くなり頻繁に見られるようになりま
した。 現在 約9万台のAEDが全国に設置されています。
当院でも、Medtronic社の LIFEPAK CR PLUS を
緊急時に迅速に対応するために、7月より自主的に設置しました。
・ではAEDとはどのようなものでしょうか?
自動体外式除細動器。 患者さんの心電図を解析し、
電気ショックを必要とする心臓リズムが検出された場合に、
心臓に電気ショックを与える装置のこと。
細動・・心臓の電気系の活動の乱れ。この状態は、心房または心室で発生し
心室で発生した場合、急激な震えが不規則に発生し、血液を全身に供給
できなくなります。 心室細動・・生命にかかわる心臓リズムの乱れ。
除細動・・心室で発生した細動を除去する目的で、電気ショックを与えること。
・なぜAEDが必要なのでしょうか?
米国心臓学会によると、米国だけで少なくとも毎年25万人が心停止で死亡して
おり、そのうち約1万人はもしAEDによる即時治療を受けていれば、命が救わ
れた可能性があるとのことです。
突然の心停止(SCA)は通常、心臓の電気系の障害が原因となっておこります。
心室細動が起こると、全身への血液供給が妨げられ、数秒以内に死に至ること
もあります。
・AEDの使用法は難しいのでしょうか?
比較的単純な治療法です。
電極パッドを患者さんの露出させた胸部にあてがい、心臓に通電するものです。
電極パッドを胸部に装着すると、患者さんの心電図を解析します。
電気ショックを必要とする心臓リズムが検出されると、音声で指示します。
電気ショックは電極パッドを通じておこなわれます。
このように外部から電気ショックを与えると、心臓の電気系の調律が、正常な
状態に戻ることがよくあります。
除細動と心肺蘇生(CPR)の組み合わせにより、心停止した患者さんを最も効
果的に緊急治療ができます。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
生活習慣病について
今日は歯科の生活習慣病である歯周病の話です。
歯周病は細菌による感染症です。しかし 、歯石がついていたり、あまり磨いて
いないのに、歯肉の状態が悪化せず大丈夫な人もいます。
なぜでしょうか?
個人の免疫力の違いから、その差がおこるためと思われます。
歯周病原因菌が体内に侵入しても、からだの免疫機能が活発であれば菌に負
けずに発症しませんし、進行もしません。
しかし、免疫力が弱く、菌に抵抗できないと、歯肉に炎症が起きて腫れます。
歯周病は 慢性疾患 ですが 急性転化 を起こし、痛み、腫れを起こすことが
あります。 そのようなときは、体力、抵抗力が落ちている時です。
歯周病の発症や進行には患者さんの生活習慣が大きく影響するのです。
毎日の食生活、喫煙、ブラッシング、ストレスなどにより、影響は大きく受けます
糖分の摂取の影響:糖分はからだの免疫力を低下させ、抵抗力を減退させま
す。 悪い細菌を攻撃してくれる 白血球 の働きが砂糖で弱くなります。
チョコレートはもちろん、ヤクルト、マミーなどの乳酸飲料、ポカリスエット、アクエ
リアスなどのスポーツ飲料、のど飴などに糖分が大量に含まれています。
たばこの影響:たばこは毛細血管を収縮させ、末梢の血行を悪くします。そして
免疫力が低下するので、細菌が侵入しても、炎症がおこりにくいため、歯周病の
悪化の発見が遅れます。歯周病の進行も早くなり、治療後の回復も遅れがちで
す。
生活リズムの影響:夜更かしや、睡眠不足、就寝前のブラッシングの不足など
生活リズムの乱れは、体調の乱れひいては免疫力の低下をひきおこします。
ストレスの影響:精神の不安、緊張、イライラなどの心の疲れも免疫力を低下
させます。ストレスはときに、歯ぎしり、くいしばり などを引き起こし、歯のかかる
この異常な力が歯周病を悪化させる原因にもなります。
単なる感染症であれば感染源を取り除けば治りますが、
歯周病の治療には生活習慣の改善が重要です。
免疫機能が良く働くような良い生活習慣を身につけることも
歯周病の治療の大切な条件です。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
レーザー治療について
今日は最先端医療器具:レーザー治療についての話です。
皆さんはレーザーというと 何を思い浮かべますか?
映画のレーザー銃、イルミネーションのレーザー光線、レーザー脱毛、シミ取り
レジのバーコードスキャナー、レーザー近視手術・・・などいろいろありますね。
レーザーは単一の波長をもつように作られた人工光線です。したがって
単色性で、可視光線として見えるものもあれば、見えない物もあります。
作られた人工光線、なので散乱せずに 指向性が高く、真っすぐに進みます。
そして秩序正しい波長で、エネルギー密度も高いので、レンズで集光すると
自然光より何倍もエネルギーが大きくなります。
この性質を利用し出力W数を上げるとレーザーメスに利用されます。さらに
高出力にすると、工業用のレーザー溶接に利用できます。
歯科では低出力1~5Wの範囲で安全に使用します。
歯科用レーザーにはいろいろな種類があります。 波長の違いにより
アルゴンガスレーザー、半導体レーザー、YAGレーザー、CO2レーザー、
などがあり、それぞれ特性があります。
アルゴンや半導体レーザー、は波長が短く組織深部に到達しやすく、
YAGやCO2レーザー、は中・遠赤外線域で表面でエネルギーが吸収され
熱症などを起こしにくく、安全性が高いものです。当院はCO2レーザーです。
では歯科用レーザーでは何ができるのでしょうか?
1 虫歯の治療(麻酔を使わない浅いもの)
2 虫歯の予防(歯質の強化)
3 歯周病の治療(ポケット内の洗浄、滅菌)
4 口内炎(除痛、治癒促進)
5 歯根の治療(根管内の殺菌消毒)
6 歯肉の黒ずみの除去(メラニン色素沈着の除去)
7 歯の漂白(ホワイトニング)
8 外科処置(小帯切除、粘膜切開)
などです。
しかしレーザーは万能ではありません。できる範囲とできない範囲があります。
わからないときはためらわず、相談してください。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
口内炎について
今年も半分終わり、今日から後半に入りました。
日頃よくみる、口内炎(アフタ)についての話です。
皆さんよく迷うのは、どの医者にいけばいいのか?です。
「口内炎だと思うのですが、内科、耳鼻科それともこちらですか?」と
よくきかれます。「口の中の炎症だから歯科でいいですよ。」と答えます。
軟らかい口腔粘膜や舌に米粒大の潰瘍をつくります。大きさもまちまちで
ときには、同時に2個~数個 多発性にできることもあります。
接触痛や知覚過敏をおこし、ひどいときはズキズキ自発痛もあります。会話や
食事が満足にできません。
通常1週間前後で回復するものですが、大きい口内炎や多発性のものでは
なかなか自然治癒には時間がかかります。
ではなぜ起きるのでしょう?
原因は特定されてませんが、状況としては
風邪のなどによる、体調不良、体力低下、抵抗力減退、睡眠不足、ビタミン
ミネラル不足などが 考えられます。
治療としては、当院では患部にCO2レーザーを照射し、痛みの抑制、組織活性
化による治癒促進を行います。術後は口内炎用の軟膏を処方します。
軟膏はケナログ・アフタゾロン・デルゾン等を処方 またはアフタッチという
患部に貼り付ける薬もあります。
日常の予防法として、 できやすいかたはビタミンB製剤(チョコラBBなど)は
皮膚、粘膜を強くするので、サプリメントとして常用されるとよいでしょう。
小さい場合は様子をみて、大きく痛いときははやめに来院しましょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より