レーザー治療について
今日は最先端医療器具:レーザー治療についての話です。
皆さんはレーザーというと 何を思い浮かべますか?
映画のレーザー銃、イルミネーションのレーザー光線、レーザー脱毛、シミ取り
レジのバーコードスキャナー、レーザー近視手術・・・などいろいろありますね。
レーザーは単一の波長をもつように作られた人工光線です。したがって
単色性で、可視光線として見えるものもあれば、見えない物もあります。
作られた人工光線、なので散乱せずに 指向性が高く、真っすぐに進みます。
そして秩序正しい波長で、エネルギー密度も高いので、レンズで集光すると
自然光より何倍もエネルギーが大きくなります。
この性質を利用し出力W数を上げるとレーザーメスに利用されます。さらに
高出力にすると、工業用のレーザー溶接に利用できます。
歯科では低出力1~5Wの範囲で安全に使用します。
歯科用レーザーにはいろいろな種類があります。 波長の違いにより
アルゴンガスレーザー、半導体レーザー、YAGレーザー、CO2レーザー、
などがあり、それぞれ特性があります。
アルゴンや半導体レーザー、は波長が短く組織深部に到達しやすく、
YAGやCO2レーザー、は中・遠赤外線域で表面でエネルギーが吸収され
熱症などを起こしにくく、安全性が高いものです。当院はCO2レーザーです。
では歯科用レーザーでは何ができるのでしょうか?
1 虫歯の治療(麻酔を使わない浅いもの)
2 虫歯の予防(歯質の強化)
3 歯周病の治療(ポケット内の洗浄、滅菌)
4 口内炎(除痛、治癒促進)
5 歯根の治療(根管内の殺菌消毒)
6 歯肉の黒ずみの除去(メラニン色素沈着の除去)
7 歯の漂白(ホワイトニング)
8 外科処置(小帯切除、粘膜切開)
などです。
しかしレーザーは万能ではありません。できる範囲とできない範囲があります。
わからないときはためらわず、相談してください。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年07月02日
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