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生活習慣病について

 今日は歯科の生活習慣病である歯周病の話です。

歯周病は細菌による感染症です。しかし 、歯石がついていたり、あまり磨いて

いないのに、歯肉の状態が悪化せず大丈夫な人もいます。

 

なぜでしょうか?

個人の免疫力の違いから、その差がおこるためと思われます。

歯周病原因菌が体内に侵入しても、からだの免疫機能が活発であれば菌に負

けずに発症しませんし、進行もしません。

 

しかし、免疫力が弱く、菌に抵抗できないと、歯肉に炎症が起きて腫れます。

歯周病は 慢性疾患 ですが 急性転化 を起こし、痛み、腫れを起こすことが

あります。 そのようなときは、体力、抵抗力が落ちている時です。

 

 歯周病の発症や進行には患者さんの生活習慣が大きく影響するのです。

 

毎日の食生活、喫煙、ブラッシング、ストレスなどにより、影響は大きく受けます

 

糖分の摂取の影響:糖分はからだの免疫力を低下させ、抵抗力を減退させま   

す。 悪い細菌を攻撃してくれる 白血球 の働きが砂糖で弱くなります。

チョコレートはもちろん、ヤクルト、マミーなどの乳酸飲料、ポカリスエット、アクエ

リアスなどのスポーツ飲料、のど飴などに糖分が大量に含まれています。

 

たばこの影響:たばこは毛細血管を収縮させ、末梢の血行を悪くします。そして

免疫力が低下するので、細菌が侵入しても、炎症がおこりにくいため、歯周病の

悪化の発見が遅れます。歯周病の進行も早くなり、治療後の回復も遅れがちで

す。

 

生活リズムの影響:夜更かしや、睡眠不足、就寝前のブラッシングの不足など

生活リズムの乱れは、体調の乱れひいては免疫力の低下をひきおこします。

 

ストレスの影響:精神の不安、緊張、イライラなどの心の疲れも免疫力を低下

させます。ストレスはときに、歯ぎしり、くいしばり などを引き起こし、歯のかかる

この異常な力が歯周病を悪化させる原因にもなります。

 

単なる感染症であれば感染源を取り除けば治りますが、

歯周病の治療には生活習慣の改善が重要です。

 

免疫機能が良く働くような良い生活習慣を身につけることも

歯周病の治療の大切な条件です。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年07月03日

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