骨粗鬆症について
今日は骨粗鬆症の話です。
現在、日本には1,000万人の患者さんがいると言われています。
高齢化社会において、身体的にも精神的にも自立した健康長寿のために、骨粗
鬆症は予防したい病気です。
骨粗鬆症による骨関節疾患は脳血管障と並び要介護要因の25%を占めるとい
われています。50歳以降、女性なら閉経後、過度のアルコール摂取、喫煙、家
族に骨粗鬆症や骨折をした方がいる方は1度、骨密度検査を受けましょう。
治療薬にはビスフォスフォネート製剤(ボナロン・フォサマック・アクトネル)や
SERMなどの骨吸収抑制剤。骨の代謝を整える作用のある活性型ビタミンD3
ビタミンK2製剤などがあります。
宇宙飛行士の毛利衛氏によると、無重力の宇宙では、骨・関節・筋肉に負担を
かけずに体が動き、移動できてしまうので、骨や筋肉が非常に弱くなってしまう
そうです。 運動不足は骨粗鬆症につながってしまいます。
骨の性質を決める要素の一つにメカニカルストレス(運動)があります。
運動で体に負荷をかけると、骨は強くなります。車の利用により、運動不足の方
が多くみられます。
骨粗鬆症の方は意識的に運動する必要があります。
軽症の場合は、テニス・ダンス・ゴルフなどのスポーツで骨量を維持しましょう。
重症ではDF(ダイナミックフラミンゴ)療法:片足立ち1分間を左右行なうと1時間
の散歩と同じ運動量です。
運動には薬に匹敵する効果があります。筋力がアップすることにより、転倒しづ
らくなることで、寝たきりの予防につながります。
歯科治療時に、骨粗鬆症の薬でビスフォスフォネート製剤を出されている方は
抜歯など外科処置時には、事前に歯科医師にお伝え下さい。内科医との連携を
とり対処する必要がある為です。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年08月01日
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