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インプラントと認知症

 今日は インプラントによる認知症予防の話です。

最近、特に噛むことで注目されている点で、脳に対する作用があります。

 

医師であり参議院議員である桜井充氏は著作「歯科医療が日本を変える」の

中で、高齢社会だからこそ歯科医療の充実が必要だと説き、その理由として

認知症や寝たきりを防ぐ可能性が高いことをあげています。

 

よく噛むことによって、咬筋、側頭筋などの咀嚼筋が活発に動き、脳に行く血流

が増えます。脳は全身の臓器の中で、最も酸素の消費量が多いところです。

 

脳は大量の酸素を必要としていますが、噛めば噛むほど酸素が供給されて、脳

が活性化されると考えられています。

 

一般に脳細胞は減少する一方で、増えることはないとされています。

加齢とともに記憶力が低下するのも、記憶をつかさどる脳の海馬と呼ばれる部

分の神経細胞が減って海馬が委縮するからです。

 

それが極端に進行すれば、認知症につながってしまいます。ところが咀嚼によっ

海馬の神経細胞を増やしたり活性化できりことがわかりました。

 

よく噛めなくなると、海馬の細胞が減って記憶を失ったり、学習能力が低下する

ものの、歯の治療をして噛めるようになると、海馬の細胞が増えて記憶力も回復

するのです。

 

東北大学の調査では、健康な高齢者の残存歯数は、平均14,9本

それに対して認知症の高齢者では平均9,4本と5本も少なく、歯が少ないと

認知症になりやすいことがわかります。

 

この調査で脳をMRIでしらべてみると、歯の数が少ない人ほど、海馬や前頭葉

付近の容積が少ないことがわかりました。

 

歯を失った部分にインプラントを植えることにより、噛む場所を作ることで、脳を

活性化し、認知の予防につながっていくのです。若々しい脳を維持するために

噛むことはとても大切なことなのです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年08月07日

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