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ソケットリフトについて
今日はインプラント手術の「ソケットリフト」の話です。
上顎のインプラントで奥歯を行うとき、しばしば行う手術法です。
上顎の奥の上部には「上顎洞」という空洞があります。そのため歯を支える
骨(歯槽骨)がその部分は不足してしまいます。
たとえば、インプラントを入れたい部分の骨の高さが5mmだとすると、10mm
のインプラントを入れるにはあと5mm骨が必要です。
このようにインプラントより骨の高さが足りない時に「サイナスリフト」という手術
を行います。サイナス(上顎洞)をリフト(あげる)する。そして人工骨で足りない
骨を補う方法です。
サイナスリフトには横から行う「ラテラル・ウインドウ」法と、下から行う「ソケットリ
フト」法があります。
私は手術侵襲の少ない「ソケットリフト」法を行い、その中でも特に患者様に優し
い「オステオプッシャー」法(フローラルメンバー:水口先生開発)を使います。
下から骨の中に小さな穴をゆっくり開けて行きます。ドリルは、始めだけ少し使う
だけでひびきません。上顎洞の直前「シュナイダー膜」まで開けたら、人工骨を
少しずつ下から入れて行きます。
シュナイダー膜は人工骨により挙上され「ドーム状」になります。その後インプラ
ントをその細い穴にいれて行きます。
先ほどの例の場合、10mmインプラントを上5mmが人工骨、下5mmが天然
骨で支えることができます。
3~4か月(弱い時は6か月)待って、上部構造(かぶせ物)を作成します。やは
り、自分の骨が十分にある場所の方が、経過は早く済みます。 ですが、
時間をかけて、じっくり、治せば、骨がないところでもインプラントはできます。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年09月04日
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