ノーベル賞の話2
今日は「ノーベル化学賞」の話です。
昨日に続き、下村脩・米ボストン大学名誉教授(80歳)にノーベル化学賞が贈ら
れることになりました。1年に4人の日本人の受賞は初めてです。
日本人3氏が受賞した7日の物理学賞に続く快挙で、日本人受賞者では16人
目。化学賞では福井謙一(1981年)、白川英樹(2000年)、野依良治(2001
年)、田中耕一(2002年)に続き5人目です。
受賞理由
「緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見と開発」。
共同受賞は米コロンビア大マーチン・シャルフィー教授(61歳)と米カリフォルニ
ア大サンディエゴ校ロジャー・チェン教授(56歳)。
研究に使った「オワンクラゲ」は発光クラゲの仲間で、発光物質「イクオリン」を
抽出し、イクオリンは青い光を出し、そのエネルギーでGFPが緑色に光る。
ホタルの場合、ルシフェリンと呼ばれるタンパク質が体内でルシフェラーゼという
酵素と化学反応して青白く光る。
オワンクラゲは「紫外線」を当てるだけで緑色に光る蛍光物質GFPを持っていた
「イクオリン」はカルシュウムイオンが必要だが、「GFP」は単体で光るため、使
い勝手がよく、応用が一気に広がった。
GFPは細胞の中のタンパク質に「光る目印」をつけりことで、その動きや量を観
察できるようにした。
病気のしくみ解明や治療法開発につながり、癌細胞やアルツハイマー病、パー
キンソン病や糖尿病などの治療に役立つと期待されている。
下村氏はいう「米国では結果を出さないと生きていけない、プレッツシャーだが
それが大きな力になった」と。
地道な努力と、あきらめない気持ちがノーベル賞につながったと思います。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年10月09日
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