口腔ケアについて
今日は、「がん」患者に必要な「口腔ケア」の話です。
がんの患者さんの口のトラブルは非常に多く、口腔ケアが迫られるのは、まず第
一に、放射線治療を受ける患者さんです。
頭頸部がんに対する放射線照射では、唾液腺が壊れて障害を起こします。
唾液の分泌量が減って、口の中が酸性になり、歯のエナメル質が溶け、虫歯を
作ってしまいます。
抗ガン剤治療の副作用も問題になります。重い症状の一つに口腔粘膜炎があり
ます。抗ガン剤治療を受ける患者の4~7割に生じると見られています。
がんの緩和医療でも口腔トラブルが課題です。緩和ケア中の人の2割が歯科も
受診し、義歯の不具合や、口腔乾燥、、歯周炎が目立ちます。 とくに問題なの
は、「口臭」です。部屋中臭って、家族からの相談も少なくありません。
がん診療連携拠点病院
2006年制定のがん対策基本法にもとづいて厚生労働省が指定する。
がん医療の地域格差をなくし、どこでも一定レベル以上の治療が受けられるよう
にするのが目的。都道府県拠点病院が47、地域拠点病院が304ある。
口腔トラブルをかかえたままでは、がんと全力で闘えません。がん抱えている
患者さん、ご家族の方は積極的に医療機関にケアの有無を尋ねてみて下さい。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年10月20日
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.chulog.com/mt/mt-tb.cgi/144