源氏物語の1000年の話
今日は横浜美術館での特別展「源氏物語の1000年」の話です。
最終日の今日は、大変混雑しており、特に入口付近の絵画は大渋滞でなかな
か前に進めませんでした、美術展の「公式図絵」も最終日を前に売り切れでし
た。
横浜美術館 正面玄関
源氏物語は「紫式部」により書かれ、「紫式部日記」に、寛弘5年(1008)には
宮中で読まれていたことが確認されています。ですから、2008年は源氏物語が
歴史に登場してちょうど1000年の節目にあたります。
源氏物語は、全54帖、のべ400人もの登場人物がおり、1000年もの長きに
わたり愛されてきた長編小説は、日本はもとより世界の文学史における名作の
1つです。
執筆された平安期から源氏物語は絵画化され、いわゆる「源氏絵」の系譜を
形成してきました。とりわけ近世には、幅広く人々に受け入れられ、雅俗両様の
多彩な「源氏絵」が描かれました。
しかし、その貴重な「源氏絵」が明治以降海外に多く流出し最近、アメリカやフラ
ンスなどでバラバラにされた「黄金の絵巻」が発見されているようです。
これらの絵にはその時代の権力者の意向・欲望が描かれ、優雅な世界とは違
う、政治・権力の世界がうかがえます。
興味のあるかたは「NHKスペシャル」(再放送)でご覧ください。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年11月03日
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