恐怖症について
今日は「恐怖症」の話です。
たとえば 山へ行ったとき、「吊り橋」で足がすくみますが、渡りながら、
「高所恐怖症なんだ」という人は、実は高所恐怖症とはいえないそうです。
本当に高所恐怖症の人は、吊り橋を渡ることはできないそうです。
高所恐怖症とは、頭で安全だと分かっていても、過剰に恐怖を感じ、動悸や発
汗、震えといった体の異変が起こる精神疾患のことです。
落ちてしまったら死んでしまう、という危機感はだれでもありますが、「恐怖症」の
人は異常なくらい不安を感じてしまいます。
具体的には、高い所が怖くて日常生活に支障をきたしている例
仕事で、取引先が高層ビルにあり怖くて訪問できない人。
飛行機に乗るのが怖くて海外出張に行けない人。
恐怖心をいつまでも潜在的に持っている例
子供のころは怖かったけど、大人になったら平気になったという人。これは
そもそも恐怖症ではありません。
治療法
一般的には薬物療法をとります
心を落ち着かせるSSRIや抗不安作用をもたらす容体に働きかける、抗不安薬
が代表的です。 SSRI:選択的セロトニン再取り込み阻害薬・抗うつ薬
恐怖症の一般的な治療法
1.認知行動療法: 不安や恐怖に対しどうして不安に感じるのか、自分の考え
は適切なのか、別の考え方ができないのかと、理性的に
働きかける治療法。
2.カウンセリング: 心の悩みを聞き、話し合うことで、患者にどうしたいか、どう
すればいいのかを考えさせ、答えを導き出す手助けをする
3.自律神経訓練法:自己催眠法の一つで、筋肉の緊張をとき、身体をリラック
スさせるように自己暗示をかける。何度も繰り返すことで、
効果が現れる。
4.系統的脱感作法:患者をリラックスさせてから不安、恐怖を感じる場面を経
験させ、そこでまたリラックスさせる。これを繰り返すことで
「慣れ」の状態を生みだす。
高所恐怖症に限れば、薬を飲んでまで治す必要のある深刻な症状の人は、か
なり少ないとのことです。・・私も高い所は苦手ですが・・・
柴又の「ねずみの歯医者さん」より
2008年11月07日
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.chulog.com/mt/mt-tb.cgi/163