新型インフルエンザについて
今日は、「新型インフルエンザ」の話です
従来は人に感染するがなかった「鳥インフルエンザ」が変化し、人から人へと容
易に感染するようになったインフルエンザを「新型インフルエンザ」と呼びます。
風邪とインフルエンザは違います
風邪とインフルエンザは原因となるウイルスが異なる別の病気です。風邪のひど
くなったものがインフルエンザではありません。
人のインフルエンザはは大きくわけてA型,B型,C型の3種類があります。
新型インフルエンザとして大流行をおこすのは、A型です。
A型はさらに細かく分けて144種類(亜型)に分けられます。
ウイルスは絶えず変化しており、数十年に1度の頻度でそれまでには感染しな
かった、まったく新しい亜型のウイルスが人へも感染するようになることがありま
す。
「新型インフルエンザ」には誰も免疫を持っていないので、パンデミック(感染に
よる世界的流行)が起こります。
これまでの「新型インフルエンザ」
20世紀には スペインかぜ、アジアかぜ、香港かぜの3大インフルエンザの大
流行がありました。日本では「かぜ」といわれますが、いずれも当時の「新型イン
フルエンザ」でした。
1918年 スペインかぜ (H1N1)
1957年 アジアかぜ (H2N2)
1968年 香港かぜ (H3N2)
スペインかぜの被害
世界:世界人口 18億人 日本:日本の人口 5500万人
感染発症者 5~10億人 感染発症者 2300万人
死者 4000~8000万人 死者 38~45万人
通常のインフルエンザ(季節性のインフルエンザ)
単に「インフルエンザ」と言うときには、冬季に流行する季節性のインフルエンザ
を指します。
季節性のインフルエンザには、A型・H1N1ウイルス(ソ連型)、H3N2ウイルス
(香港型)、B型ウイルスがあります。ほとんどの人が過去の感染やワクチン接
種により、「基礎免疫」を持っています。そのため高齢者・子供以外はあまり重症
化しません。
季節性のインフルエンザは過去の「新型インフルエンザ」が長年変異を重ねた
子孫ともいえます。
現在鳥類の間ではH5N1型(強毒型)鳥インフルエンザが流行しており、人への
感染も続いています。このウイルスが人に流行する新型に変化する可能性が高
いと考えられ、世界中で対策が進められています。
2008年12月17日
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