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酸蝕歯について

 今日は、歯が溶けてしまう「酸蝕歯(さんしょくし)」の話です。

 

「歯が溶ける」というと虫歯を連想しますが、虫歯は「むし歯菌」(ミュータンス菌

が出す酸により、歯が溶けた状態をいいます。

 

歯が溶ける原因はこれだけではありません、「むし歯菌」がいないきれいな口の

中でも、「歯は溶けます」。

 

歯は酸性の食べ物や飲み物に触れるだけで溶けるのです。これは科学的に起

きる現象で、その中でも溶け方の度合が大きく「すでに問題が起きている歯」や

「将来問題を起こしそうな歯」を「酸蝕歯」と呼んでいます。

 

酸蝕は普段口の中で起きています、これを「唾液」が補修しています。唾液によ

ミネラルが運ばれエナメル質を補修します。これを再石灰化と呼びます。この

働き、バランスが崩れると「酸蝕歯」という問題が起こります。

 

食べ物や飲み物の酸性・アルカリ性を表すpH(ペーハー・ピーエイチ)を見ると、

この値が低く酸性が強いものほど歯を溶かします。

 

酸性の果実・炭酸飲料、スポーツドリンクなどを頻繁かつ過剰に飲んだり食べた

りすると、酸性物質の歯への接触時間が長くなり、エナメル質を溶かしてしまう

のです。

 

ジョギング・ウォーキングなどの運動の後、黒酢ドリンクやビタミンドリンクを愛飲

すると、体には良くても、歯が溶けやすくなるので注意が必要です。

 

汗をかいて体内の水分が減ると、唾液の分泌量も減少します。唾液の力が弱

まっているときに習慣的に酸性の飲み物を飲むと「酸蝕歯」になりやすくなります

 

食習慣・生活習慣が主たるリスクになるケースが少なくありません。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年01月28日

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