海中ロボットの話
今日は、深海で働く「海中ロボット」の話です。
海底に眠る鉱物資源の探査や、海洋生物の調査など様々な分野で活躍中です
海底火山など、危険で人が近づきにくい場所にも行ける強みがあります。
九州大の円盤形ロボット「ブーメラン(BOOMERANG)」は深さ100mまで潜り
沿岸の海洋汚染の調査などに活用します。円盤形のためロープや網などに触
れても、ひっかからずにスルリと抜け安い特徴があります。
無人の海中ロボットには2つのタイプがあります。
母船とケーブルでつながれ、遠隔操作で動く「ROV」。
ケーブルなしで自律的に動く「AUV」があります。ブーメランもこのタイプです。
1966年、米国のROVがスペイン沖で米軍機が紛失した水爆の回収に成功。
1995年、日本のROVでは「かいこう」が世界最深のマリアナ海溝のチャレンジ
ャー海淵(水深10911m)に到達。
近年、海底資源の探査のためAUVに期待が高まっており、東京大生産技術研
究所の自律型海中ロボット「r2D4」は4000mまで潜れ、連続で約60km進め
る。
海洋研究開発機構の「うらしま」は全長約10m、重さ約10トンもあり3500mま
で潜航できます。2005年、317kmの連続潜航記録を作りました。
2007年から海中試験を続ける深海生物追跡調査ロボット「PICASO(ピカソ)」
は小型のボディで全長2mのROVで重さは200kgと軽量。
「ピカソ」は深海専用の顕微鏡を搭載でき海中プランクトンを撮影します。クラゲ
の大量発生などで、すぐに現場に急行し、調査をはじめます。
色々な海中ロボットが我々の知らないところで活躍しています。
2009年07月17日
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