CCDについて
今日は、「蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)」の話です。
「CCD(Colony Collapse Disorder)」と呼ばれ、2007年春までに欧米では
4分の1のミツバチが消えたとも言われています。
ある日、巣箱を開けると中にいるはずの何万匹ものミツバチが忽然と姿を消し
いる。女王蜂と幼虫と大量のハチミツが巣に残されたまま、ミツバチの死骸さえ
見当たらないといいます。
忠誠心に富み、組織を大切にするミツバチの習性からは考えられない、この衝
撃的な現象がいま、世界中で起きています。
原因は諸説あり、ミツバチの死骸も消えているため、実体を調べることもできず
未だ原因は究明されていません。
ミツバチの恵みはハチミツだけでなく、農作物もかなり頼っています。イチゴもさく
らんぼもすいかもきゅうりもかぼちゃもミツバチの受粉によって生まれます。
これを「ポリネーション(花粉媒介)」と呼びます。地球上の膨大な種類の植物の
かなりの部分はミツバチたち訪花昆虫の花粉媒介によって命の絆をつないで
います。
CCDは天然のコロニーでは起こらず、「養蜂」などの人工的なコロニーで起こっ
ており、ウイルス説として、IAPV(イスラエル急性麻痺ウイルス)によりミツバチ
が弱り、何らかの刺激因子と複合して起こるとみられます。
自然との「共生」との考えのもと、ミツバチやチョウの飛び回る自然環境を次世
代にきちんと残して行くのも、我々の役割の1つと思います。
2009年07月31日
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