肉の食べ方の話
今日は、「肉の食べ方」の話です。
「食欲の秋」ですが、肉は野菜に比べ、太ると敬遠されがちです。しかし、肉には
体をつくり、維持するのに欠かせない「タンパク質」が多く含まれています。
大阪大学の調査では、「肉や魚などの動物性たんぱく質をたくさん食べている人
ほど血圧が低い」といいます。
その理由は、肉や魚などの動物性たんぱく質に比較的多く含まれる「含硫アミノ
酸」が血圧を下げる効果があるためです。
体内のたんぱく質は、筋肉から消化酵素まですべて、20種類のアミノ酸ででき
ており、体内で合成できない必須アミノ酸は、含硫アミノ酸の一種メチオニンなど
あり、これらは食事でとるしかありません。
含まれる必須アミノ酸の構成が、人の必須アミノ酸の構成と似ている食物の方
が効率よく必須アミノ酸を補えます。
人の必須アミノ酸の構成とどれくらい似ているかを見る基準が「アミノ酸スコア」
です。構成比基準を満たしていれば100。基準に達しない場合、それが基準の
何%なのかを示す数値がスコア値になります。
豚肉や牛肉、鶏肉の大半の部位、アジやイワシ、サケなどの大半の魚はアミノ
酸スコア100の優良たんぱく質。大半の貝類やイカ、エビ、タコは70~80。
鶏を除いた豚や牛、羊の赤肉が大腸がんのリスクを高めるとして、これらの摂
取量を、調理した状態で週500g以下に抑えるように推奨されています。
日本の大人のたんぱく質摂取量は、1日平均70g。そのうち動物性たんぱく質
は38gです。肉や魚は重量の平均2割がたんぱく質なので重量としては週平均
1330gになります。
魚や肉、卵も含まれた量なので、大半の日本人は肉の食べ過ぎを気にする必
要はありません。
厚労省は「おおまかに言って肉と魚を同量、1日100g程度、多くの種類を食べ
ることが望ましい」と言います。
2009年09月20日
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