ビスホスホネート製剤について
今日は、「ビスホスホネート製剤」の話です。
葛飾区歯科医師会館で「顎骨壊死に注意ービスホスホネート治療と歯科治療」
という講演がありました。講師は日本歯科大学附属病院総合診療科の仲谷 寛
教授でした。
仲谷教授によると、骨粗鬆症に有効で今日よく使用されているビスホスホネート
製剤(BP系薬剤)は、破骨細胞の機能抑制作用を有することから骨粗鬆症だけ
でなく癌の骨転移(特に乳がん)治療に大きな効果を発揮している。
しかし、BP系薬剤投与患者に「顎骨壊死」の報告がみられ、本邦でも2006年
に注意喚起がなされた。とくに骨粗鬆症患者は1000万人以上といわれ、BP系
薬剤は、投与の第一選択薬となっている。
経口薬として、フォサマック・ボナロン・アクトネル・ベネットが有名ですべて輸入
製剤ですが、リカルボン(小野)・ボノテオ(アステラス)の国産製剤が発売され
さらに、服用患者の増加が見込まれている。
服用3年が基準となり、3年以上の服用では外科処置(抜歯など)前3か月の休
薬が望ましく。3年未満でもステロイド薬使用の場合もこれに準ずる。
休薬・抜歯後も2か月の治癒を待ってから服用の再開がのぞましい。
骨粗鬆症の薬を服用中のかたは、必ず担当医に申し出てください。
2009年09月30日
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