HbA1cについて
今日は、「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)」の話です。
HbA1cは、赤血球中のヘモグロビンのうち、ブドウ糖と結合しているヘモグロビ
ンの占める割合を表す値です。
現在、糖尿病の患者数は、890万人と言われ、予備軍を含めると2210万人
と推定されます。20歳以上の4人に1人が糖尿病とその予備軍です。
HbA1c値は、過去1、2か月の血管の状態を反映し、血糖値と異なり、検査
前の食事の影響を受けず、糖尿病の診断にとても有効です。
HbA1cの基準値は4.3~5.8%で6.5%を超えたら治療の強化を勧めます
糖尿病は自覚症状がなく進行します。健康診断で血糖値あるいはHbA1cが高
めと診断されたときは、すぐに治療をする必要があります。
糖尿病予備軍の段階で血管は傷つき、動脈硬化が始まっていることがわかって
きました。
早めに適切な治療を開始することが、10~20年後の網膜症・腎症・心筋梗塞
の発症予防につながるといいます。
日本人は欧米人に比べてインスリン分泌が少なく、過食や運動不足により、イン
スリンが不足しやすく糖尿病になり易い体質です。
最近では、24時間効果の持続する基礎インスリン製剤ができて、BOT(Basal
supported Oral Therapy)という治療法もあります。
健診の結果を受けて、気になる場合は早めに主治医、専門医に相談しましょう
2009年10月06日
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