ラパマイシンについて
今日は、「長寿の薬」の話です。
米国ジャクソン研究所は、薬でマウスの寿命を延ばすことに成功しました。
巨大石像で有名なイースター島の細菌から発見された「ラパマイシン」という薬で
免疫抑制剤などに使われます。
哺乳類に効く「長寿の薬」が見つかったのは初めてで、細胞の成長や代謝を抑
制する酵素に作用して、カロリー制限と同じような効果をもたらすようです。
米国ウイスコンシン大は、摂取カロリーを3割減らしアカゲザルを20年飼育した
ところ、糖尿病や心臓疾患の発症が半分以下に抑えられると判明しました。
カロリー制限が細胞の代謝を抑えて、細胞の損傷を減らします。またカロリー制
限をしたサルでは、加齢に伴う脳の委縮も少なく、見た目も若々しく、好奇心に
あふれていました。
しかし人間では、最も長生きなのは、やや太り気味の人で、やせた人が最も短
命というデータが出ました。40歳時点の平均余命で男性で7年、女性で6年もの
差があります。
とくに痩せている人は肺炎などで亡くなるケースが多く、栄養のバランスが悪いと
感染症などへの免疫力が低下します。ダイエット時は必要な栄養素を摂取する
ことが大切です。
日本人の2008年平均寿命は、女性86.05歳、男性79.29歳で、女性は世
界1位、男性は4位です。男女とも3年連続で過去最高を更新中です。
南デンマーク大の研究によると、平均寿命の延びがこのまま続けば、日本を含
む先進国で2000年以降に生まれた人の大半が100歳の誕生日を祝うことが
できるようになるとのことです。
適切なカロリー摂取が糖尿病やがん発症を抑えることは証明されてきました。
生活の中で食事に気をつけていくことが「長寿」につながって行きます。
2009年11月13日
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