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ラクトフェリンについて

 今日は、歯周病予防の「ラクトフェリン」の話です。

 

母乳、特に「初乳(生まれて約1週間までの乳)」と呼ばれる母乳には、赤ちゃん

が成長するための栄養成分とともに、細菌やウイルスから赤ちゃんを守る成分

が含まれています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、初乳をとることによって、同時に強力な免疫を体

内にもつことができます。

 

ラクトフェリンという名は「Lacto(乳)に含まれるFerrin(鉄)と結合するたんぱく

質」ということに由来します。

 

ラクトフェリンは鉄と結合する力が非常に強く、この性質が微生物の生育を抑制

する働きがあります。

 

口腔内では、歯周病バイオフィルムに浸透するIPMP(イソプロピルメチルフェノ

ール)などで歯周病菌を殺菌しても、歯周病菌の破片である歯周病毒素:LPS(

リポポりサッカライド)が残存していると、歯周病が進行してしまいます。

 

このLPSをラクトフェリンが解毒・中和し不活性化し、歯周病の予防に役立つと

して注目されています。

 

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ライオンのDAY-UP(ラクトフェリン)含有

デキストラナーゼ:歯垢中のデキストラン(多糖体)を分解する酵素

 

ラクトフェリンの効用

1.ブドウ球菌・大腸菌などの成育環境から鉄分を奪い、繁殖を抑制する。

2.乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やす。

3.鉄分の吸収を高め貧血を軽減する。

4.NK細胞(ナチュラルキラー細胞)などの免疫細胞を活性化する。

5.口臭を軽減する。

6.粘膜を保護し、ドライアイ、ドライマウスを予防する。

 

ラクトフェリンは母乳のほか、涙、唾液、鼻汁、尿、子宮頸管粘液などいずれも

外部の細菌類と接する粘膜部位からの分泌液中にみられます。

 

赤ちゃんだけでなく、大人にとっても重要な健康成分なのです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 




2009年11月25日

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