漢方薬について
今日は、「漢方薬」の話です。
高齢化によるアルツハイマーや、脳血管障害に伴って起きる認知症などに「漢
方薬」が効くことが明らかになってきました。
認知症の「中核症状」は、記憶障害、判断力低下、見当識障害(時間場所不明)
「周辺症状」は、暴力、幻覚、徘徊、妄想、多弁、多動、睡眠障害など
これらの「周辺症状」に効き、軽くするのが「抑肝散(よくかんさん)」です。
抑肝散は幻覚などの原因となる「脳の暴走」を止めます。
従来の「抗精神病薬」では、ふらつきなどの副作用のほか、認知症高齢者の投
与では死亡率が上がる危険性も高いとの報告があります。
高齢者で代謝が悪くなり、消化不良、体力・気力の減退により抑うつ症状がみら
れる時、体を温め、全身機能を高める「真武湯(しんぶとう)」が効果的。
胃腸の働きを改善して意欲を向上させるには「六君子湯(りつくんしとう)」が良い
漢方は慢性疾患だけでなく、風邪やインフルエンザなどの急性の病気にも有効
です。
季節性インフルエンザの重症化を防ぐ「補中益気湯(ほちゅうえつきとう)」は患
者の自然治癒力を高めています。
今、「漢方薬」を保険からはずす動きが、事業仕分けの中で起きています。27
万人の反対の署名が集まっています。患者の負担を考えると難しいと思います
六本木ヒルズより東京タワーを望む
2009年11月30日
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