秘仏公開の話
今日は、寺の所有する「秘仏公開」の話です。
近年、寺が常時公開していない仏像、仏画の特別公開が人気となり、拝観ツア
ーも組まれるほどです。
今年3月から6月まで東京国立博物館で開催されていた「国宝 阿修羅展」では
「阿修羅像」が奈良・興福寺を出て、長期間一般公開され人気を博しました。
秘仏の公開間隔は寺により様々です。浄土教では「四十八願」にちなんで48年
に1回、観音菩薩の「三十三変化」にちなんで33年に1度などあります。
今注目の秘仏は、京都市の青蓮院(しょうれんいん)の「不動明王二童子像」で
「青不動」と呼ばれています。過去3回出展されたことはありますが、同寺での公
開は平安時代の創建以来初めてといいます。現在23万人が拝観しました。
国宝・「不動明王二童子像」(青不動)
また、京都市・大覚寺では「五大明王像」を12月6日(日)まで公開中です。
4体が京都国立博物館に寄託されていましたが、半世紀ぶりに5体そろい拝観
できることになり、人気を集めています。
関東でも鎌倉市の青蓮寺が「弘法大師像」を年5回公開しており、12月21、31
に公開します。
東京・芝の増上寺も「阿弥陀如来像」(黒本尊)を年3回公開しており、来年1月
15日に公開します。
マナーとしては「むやみにストロボを使って撮影しない。懐中電灯で照らさない」
を守り、後世に長く保存できるように皆で気をつけて拝観しましょう。
2009年12月03日
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