先天欠如歯について
今日は、「先天欠如歯(せんてんけつじょし)」の話です。
先天欠如歯とは、その名前の通り「生え換わる為の永久歯が先天性に欠如した
状態です」。これに対し多い場合は「過剰歯(かじょうし)」と言います。
永久歯が元々ない例は時々みられます。親知らずや前歯中央から左右に数え
て5番目の歯と下の前歯に多く見られます。
通常、永久歯の先天欠如により乳歯が残っている人は、その歯を大事に使って
もらいます。虫歯になったり、グラグラしてこなければ、長く使える場合もあります
しかし、乳歯は歯根が溶けて短くなって抜けかわるものなので、次第に根が短く
なって行きます。使えなくなってしまったら、抜歯を行い、次を考えましょう。
まだ成長期で乳歯の喪失が起こった場合は、ブリッジやインプラントなどの固定
性の人工物は入れられません。顎の大きさや歯並びが変わって行く為です。
まずは取り外し式の「部分入れ歯」を入れましょう。抜けてそのままにしておくと
その前後の歯が移動して「空隙歯列(すきっ歯)」となってしまうからです。
また歯は左右だけでなく、上下にも移動します。下がないと上の歯は下がり、
上がないと下の歯は上に伸びてしまい。噛み合わせのバランスをくずします。
成人して顎の骨の成長が止まるまで、乳歯が持ち、残念ながら脱落、喪失して
しまった場合は、前後の歯を削らないという点でインプラントが最良でしょう。
しかし保険がきかず、高額になるので、将来的にインプラントを入れる予定で、
暫定的に取り外し式の「部分入れ歯」を入れておくのも1つの方法です。
いずれにせよ、担当医とよく相談をして、自分が「納得」してから処置をしましよう
2010年01月26日
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