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唾液について2

 今日は「唾液の働き」の続きの話です。

 

唾液には、でんぷんを分解する消化酵素アミラーゼが含まれていますが、肉食

動物の唾液には、含まれていません。

 

ヒトやサルなど、種子や実などのでんぷんを食べる動物では分泌されますが、ウ

シやウマなどの草食動物では分泌されません。

 

唾液は消化酵素を含むだけでなく、リゾチーム・ラクトフェリン・ぺルオキシダー

などの抗菌物質や免疫グロブリンなども含まれます。

 

そして、緩衝能をもつ重炭酸塩(HCO3-)を含みます。緩衝作用は、pHを中性

に戻す役目をします。

 

唾液緩衝作用が強いと、虫歯になりにくく、弱いと虫歯になり易くなります。

唾液の量と緩衝作用は相関関係があり、成人となり唾液腺が成熟し分泌量が

増えると、緩衝作用が高まり虫歯を抑制します。

 

安静時に出る唾液と食事の刺激時にでる唾液でも緩衝能に差があります。

安静時唾液の重炭酸塩は再吸収されるため、緩衝作用は低くなります。

 

これに対し、刺激唾液は大量の唾液が分泌され、再吸収がおこらず緩衝作用は

安静時の20~30倍の緩衝作用を持ち虫歯のリスクも低下します。

 

夜間は安静時唾液が分泌され、かつ分泌量も減少するので虫歯のリスクが高ま

るのです。

 

ですから、就寝前には必ず歯磨きをしましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 




2010年03月19日

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