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ノンクラスプデンチャーについて

 今日は「ノンクラスプデンチャー」の話です。

 

昨日の診療後、歯科医師会会館にて学術講演会があり出席しました。講師は東

京医科歯科大学歯学部臨床教授:谷田部 優 先生でした。

 

ノンクラスプデンチャーとはクラスプ(金属の留め金)がない(ノン)義歯(デンチャ

ー)のことです。審美義歯、エステティックデンチャーとも言われます。

 

最近は、白い歯への関心が高まり、局部義歯(部分床義歯)においても機能ば

かりでなく、特に前歯部では審美性が求められるようになってきました。

 

義歯本体に「弾性材料」を使うことにより金属のクラスプを使わず義歯を安定さ

せることができます。

 

またここ数年ノンクラスプデンチャー用樹脂は日本の薬事認可を得たこともあり

急速に一般に普及してきています。退摩耗性も旧来の義歯材料と変わりません

 

しかしながら、本体に弾性材料を使用する点から、多数歯欠損(大きな義歯)に

は補強の金属の使用など設計や適用に制限があります。

 

審美性・固定性を求める場合はブリッジやインプラントには及びません。あくまで

も可撤式義歯(取り外して洗う義歯)の1つです。万能ではありません。

 

どのタイプにするか迷った時は、担当医とよく相談し、自分が納得してから、診

療を進めて行きましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 




2010年04月22日

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