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インプラントと神経
今日はインプラント治療で重要な「神経」の話です。
インプラントは人工物(金属:チタン)ですからそのもの自体は神経もなく、虫歯に
もなりません。
しかし我々、人間の顎には神経が通っています。
歯を失い顎だけになっても、表面の粘膜は切ると痛みますし、顎の中には太い
神経が存在します。
神経は質量にして2kg、全体量のわずか3%を占めるに過ぎません。
しかし体内で最も複雑かつ重要なシステムの1つです。
中枢神経と末梢神経
神経系には脳と脊髄からなる:中枢神経(central nervous system)と
中枢神経系の外にあるすべての神経組織からなる末梢神経(peripheral nerv
ous system)に区分されます。
神経系は内分泌系とともにホメオスタシス(homeostasis)を維持する役割を分
担しています。一方、神経系は我々の知覚・運動・記憶をも担っています。
このうち顎の中を通る神経は、「知覚・感覚機能」を有する末梢神経です。
感覚機能(sensory function)
感覚受容器は、血液の酸性度の上昇などの内的刺激や、皮膚の感覚(触覚)
などの外的刺激を探知します。
脳神経や脊髄神経などから脳や脊髄へ、すなわち下位から上位へ、末梢から
中枢へ感覚情報を伝えるニューロンを感覚ニューロンまたは求心性ニューロ
ンと呼びます。
インプラント治療においては下顎の「下歯槽神経」がリスクが高く、とくに下顔の
骨が長年の歯周病などで、吸収し減少してしまった場合に、難度が上がります
その場合、骨造成を行ったり、もしくは短いインプラントを増やして入れたり、
事前の充分な検査が必要です。そのためにCTを撮影することも必要となりま
す。
担当医の説明をよく聞き、わからないことは遠慮せず聞きましょう。
そして「納得」してから手術に入りましょう。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より