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骨造成について

 今日はインプラントの手術時の骨造成の話です。

私はインプラントの手術の準備の時、ほとんど人工骨の用意をします。 

骨の状態がたいていの場合、予想より悪く痩せているためです。

 

最近、固定性ブリッジ脱離の症例で、ブリッジでなくインプラントでやり変えたい

と言われることがあります。

 

確かにダミー部の骨が痩せて細くなり、患者さん自身も気になってきて 相談を

受けることが多いのが現状です。

 

ブリッジが脱離しておらず、正常に機能していても、

「ここにインプラントを入れて下さい」といわれ、

ブリッジを切り離しダミー部にインプラントを入れることもあります。

もともと、上顎は下顎に比べて 骨密度が低く、軟らかいため難症例が多いです

たとえ前歯で、 一見ボリュームがありそうにみえても、実際には骨が細く痩せ

歯肉が厚いことがほとんどです。

 

上顎の奥歯の部分には上顎洞という空洞があり、歯が抜けると洞底が下がって

きて骨が減少してそのままではインプラントがいれられません。

前歯も奥歯も骨造成の必要となる場合がたびたびあります。

 

 通常、抜歯後、1か月で骨吸収がはじまると言われています。

そして抜歯後、約1か月で上皮(抜いた部分の表層の組織)に覆われます。

この時期から内部で繊維組織の骨化がはじまり、 

抜歯後、3か月で 30%の骨が吸収され 失われると言われています。

 

 したがって現在は可能であれば、できるだけ早期に抜歯部にインプラントを入

るほうが長期的に経過が良いとされています。

 

固定性ブリッジや取り外しの義歯を長く使っていた場合は、はじめから

骨造成が必要と考えておいたほうが良いかもしれません。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年06月27日 | トラックバック (0)

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