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インプラントと出血

 今日はインプラント手術後の出血の話です。

通常、インプラントの手術は出血はありますが、痛み、腫れは抜歯よりも少ない

ですと言われます。

これは、親知らずや、歯肉の腫れは細菌感染により、組織に炎症がおきてしま

い、痛みを伴いますが、インプラントではそこに歯がないため炎症もなく、切開

の僅かな痛みのみだからです。

 

血液(blood)は液状の結合組織で、温度は38度で体温よりわずかに高く、

そのpHはややアルカリ性(7.35~7.45)、血液は体重の約8%を占め、

総血液量は成人男性で平均 5~6L女性で 4~5Lです。

 

血液は血漿(plasma)と血球成分(formed elements)から成り。

血漿55% 血球成分45%に分かれ血球成分の99%が赤血球です。白血球

と血小板の占める容積は1%以下です。したがって、

ヘマトクリット(hematocrit):全血にたいして赤血球の占める割合は、男女差あ

るがほぼ45が正常値です。

 

止血は血管が損傷を受けた時に生じる、出血を止めるための一連の反応です

 

3つの機序が失血を防ぐ止血のメカニズムとしてあります。

1.血管収縮(vascular spasm)

2.血小板血栓(platelet plug)または 一次止血(primarry hemostasis)

3.血液凝固(blood clotting)または 二次止血(secondary hemostasis)

 

 止血メカニズムにより、小さな血管からの止血は可能だが、大血管からは、

医学的処置が必要となります。

 

出血傾向をもつ薬剤

1.アスピリン(aspirin)

2.抗血栓薬(anticoagulants)

3.抗菌剤(antibiotics)

4.アルコール(alcohol)

5.抗悪性腫瘍剤(anticancer)

英語でAで始まる薬剤は注意を要します。

 

出血傾向をもつ疾患は・・血液疾患、慢性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、狭心症、

心臓弁膜症、脳梗塞、腎疾患、不整脈、高血圧、糖尿病。

 

ワーファリンは、血液凝固の役目をもつビタミンKの作用を阻害します。

手術前には事前に担当医、担当歯科医と十分に検討しましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年08月20日 | トラックバック (0)

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