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熱中症について

 今日はこの暑い時期におこる熱中症の話です。

熱中症とは(あた)るの意で、暑熱環境で生じる障害の総称です。

 

熱疲労 2熱けいれん 3熱射病などの病型があります。

重症の病型である、熱射病では、死亡率が高く、1994年から急増しています。

 

熱疲労:脱水によるもので、水分補給が不十分な場合に起きます。全身

      倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、頭痛、がみられます。血圧の低下

      頻脈皮膚蒼白の所見がみられます。涼しい場所で、衣服をゆるめて

      寝かせ水分補給により回復します。場合により点滴が必要です。

 

熱けいれん:Na欠乏によるもので、大量の発汗で水のみ補給し塩分補給が足

         りなかった時に起きます。筋の興奮が亢進し、四肢や腹筋の痙

         攣、筋肉痛がみられます。生理食塩水(0.9%)で回復します。

 

熱射病:体温調節が破綻し、異常に体温が上昇しておこります。高体温と意識

      障害が特徴です。脱水状態が多く、処置が遅れると、脳、肝、腎、心、

      肺など全身の臓器障害や、DIC(幡種性血管内凝固症候群)を合併

      し死亡率が高くなります。

 

熱中症の予防

暑熱環境に長時間さらされないようにすること、水分補給をまめにすること、

外出時には日傘や帽子で直射日光を遮ること。梅雨明けなどで、急に暑くなった

ときは、体が暑さに慣れていないので、注意が必要です。

 

スポーツや労働時はできれば、暑い時間帯を避け、休憩を頻繁にとり、十分に

水分補給をします。大量に汗をかく場合には、塩分補給も重要です。食塩水

または塩分を含むスポーツドリンクが適当です。

 

地球温暖化や都市化によるヒートアイランド現象などから気温が上昇している点

暑さに弱い高齢人口が増加している点、日本人の暑さへの適応が低下している

点などから、今後、熱中症が増加していくと予想されます。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年07月17日 | トラックバック (0)

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