柴又歯科医院 院長ブログ 葛飾区 インプラント ホワイトニング 審美歯科 矯正歯科 スポーツ歯科:葛飾柴又の「ねずみの歯医者さん」がお届けするフーテン日記

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イオン飲料の話

 今日は「イオン飲料と虫歯」の話です。

 

まだ、生えて間もない乳歯に虫歯ができてしまった赤ちゃんを診ることがありま

す。まだ離乳食すら満足に食べていない小さな赤ちゃんです。

 

原因として考えられるのは、「イオン飲料」であることが多いようです。イオン飲料

はナトリウムやカリウムそして糖分を多く含む清涼飲料です。

 

多い例として、熱が出た時、脱水を心配した母親が哺乳瓶で与え。ミルク代わり

に与えてしまい。乳歯の表面が溶けてしまったものです。

 

市販のイオン飲料は酸性度が高いものが多く、医療用よりも糖分が多めです。

その糖分が虫歯菌を増殖させ、酸を発生、歯の表面を溶かすのです。

 

哺乳瓶でだらだらと飲ませると、前歯を中心に歯全体に虫歯が広がりやすい

のです。酸により溶けるため「酸蝕症」と言います。

 

厚労省の2005年の調査では、乳幼児の「2割」がイオン飲料を週4回以上飲ん

でいます。下痢や嘔吐をおこしてもお茶や水を飲めば十分ということです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年08月08日 | トラックバック (0)

変色歯について

 今日は「変色歯の原因と治療」の話です。

 

変色歯は乳歯、永久歯ともに、見られるもので、乳歯では主に外傷により歯の中

の神経が死んでしまう(歯髄壊死)ことで、灰色に変色してしまいます。

 

子供は、ころんだ時、手が遅れて顔面を直接打ってしまうことがあります。もちろ

ん唇がクッションの役割をして、歯を守ってくれますが、衝撃が強いと、歯髄(歯

の神経)への血流が途絶えてしまい、神経が死んでしまうのです。

 

永久歯ではう蝕が大きく、神経に達して痛みが激しい場合、神経を取らざるをえ

ません。その後何年か経過すると徐々に灰色に変色してきます。

 

乳歯も永久歯も、歯の裏側から穴をあけて、壊死した神経を取りだし、消毒したら

薬を詰めて、穴をふさぎます。これを「根管治療」といいます。

 

根管治療をした永久歯の変色は中に薬剤を入れて白くする「漂白法」によって白

くする手段もありますが、乳歯は小さいのでしません。

 

乳歯では表面を削り、白い樹脂で被せたり、詰め物を表面にはりつけて回復しま

す。永久歯との交換が近い時はそのまま使ってもらうこともあります。

 

上の前歯の歯冠(歯肉より上の部分)は4~5歳で完成すると言われています。

変色歯がもし膿をもっている場合は、永久歯の形成障害を起こしてしまいやすい

ので、早めの治療が必要となります。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年07月13日 | トラックバック (0)

がんの唾液検査について

 今日は、唾液成分によるがんの検査の話です。

 

慶応大学先端生命科学研究所と米カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)は

唾液成分からがんを発見する唾液検査を開発中です。

 

この唾液検査は、X線や血液検査より患者の負担が小さく、実用化されれば症

状がでにくいがんの早期発見につながります。

 

UCLAは膵臓がん、乳がん、口腔がんの患者を対象にがんが判別できる精度を

調べた結果、膵臓がんの99%、乳がんの95%、口腔がんの80%が見分けら

れました。

 

膵臓がんは早期段階では特徴的な症状がない上、他の臓器に囲まれているた

め見つけにくく、進行してから発見される場合が多くあります。

 

静岡県立静岡がんセンター研究所の楠原政俊医師は「唾液のような液体に含ま

れる物質を一度に何百種類も分析できる方法自体が画期的。既存の血液検査

では早期がんの検出は難しい。早期がんが発見できるかに注目したい」と話し

ます。

一刻も早い実用化が望まれます。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年07月02日 | トラックバック (0)

口臭(VSCガス)の話

 今日は「口内の悪臭ガス(VSC)」の話です。

 

口臭=口内の悪臭の原因とされる、VSCガス:揮発性硫黄化合物の約6割が、

舌表面の「舌苔(ぜったい)」で作られます。

 

舌苔は新陳代謝ではがれ落ちた粘膜細胞や食べカスに細菌が付着し、舌の表

面にかたまったものです。

 

この舌苔を取り除く「舌清掃」が、最も効率的な口臭予防法です。歯ブラシでも

清掃できますが、舌は軟らかく傷つけないようにソフトに磨く必要があります。

 

お薦めは舌苔専用の「舌ブラシ」の使用です。

使用法・・・1.舌を出来るだけ突き出す

       2.一番高い部分に舌ブラシを軽くあてる

       3.ブラシを後ろから前にかきだすように動かす

       4.通常10回程度で終了・・1日1回・・

 

通常、舌苔は舌の先よりも奥のほうにたまりやすく、後ろから前へ一方向にブラ

シを動かしブラシには何もつけず、付着した白っぽい舌苔を洗い流します。

 

夜、就寝前にする必要はなく、朝の歯磨き前にするだけで十分です。

 

歯周病にかかっていると細菌の働きで舌苔が発する臭いがよけいに強くなりま

す。舌清掃だけでは歯周病は改善しません。歯科医院で定期的にチェックを受

けましょう。

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年06月17日 | トラックバック (0)

歯周病とナノバブル水について

 今日は、「歯周病とナノバブル水」の話です。

 

今日は千葉市で行われた「オゾンナノバブル水の殺菌効果と歯周治療への応

用」の講習会に行きました。

 

講師は東京医科歯科大 歯周外来の荒川真一先生でした。2年前にTBS「夢の

扉」で紹介されました。

 

様々なバブル:1.通常気泡:bubble(mm単位)

         2.マイクロバブル:micro bubble(50μm以下)

         3.ナノバブル:nanobubble(50~100nm)

 

バブルやマイクロバブルは数十秒~数分で完全溶解し消滅しますが、ナノバブ

ルはガス核と呼ばれ長期び永続します。

 

ナノバブルの大きさは、ミュータンス菌(虫歯菌):1.0μm、ペリオ原因菌(歯周

病原因菌)5~10μmの1/100程です。

 

オゾンナノバブル水の特徴

1.殺菌力が強力・・・ただしタンパク質と反応し殺菌力が低下する

2.ガス核が保存される・・・紫外線から防護すれば6か月程保存される

3.安全性が高い・・・人体に安全で飲料水として厚労省より認可をうけている

 

抗菌薬によりおこる各種耐性菌(MRSA、VRE、緑膿菌耐性など)に対して、殺

菌効果があり、ナノバブル水は消毒剤となる。

 

臨床応用として、タンパク質を含むバイオフィルム(細菌塊)を破壊し、浮遊状態

になった細菌を効果的に殺菌するため、ブラッシング時及びブラッシング後の含

嗽剤として効果を発揮すると言える。

 

歯周病の予防、ブラッシングの補完として今後注目に値すると思われます。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

 

2010年05月30日 | トラックバック (0)

高齢者の歯を守る話

 今日は 「高齢者の歯を守る」話です。

 

現在の日本は世界に類を見ないスピードで高齢化への道を進んでいます。

 

2025年には、65歳以上の人口は約3500万人となり、全人口の3人に1人は

高齢者となると予測されます。2人で1人の高齢者を支えることになります。

 

8020運動では、80歳で20本以上の残存歯を目標としていますが、平成17年

歯科実態調査では21.1%を達成しました。

 

20本以上残存している高齢者は20本未満に比べて、健康を維持し、病気や寝

たきりになることが少ないという報告がされています。

 

高齢者が歯を失う主な原因は、歯周病、う蝕、破折であり、若年者と比べう蝕に

よるものより歯周病によるものが増えて行きます。

 

歯の喪失を防ぎ、歯を守って行くには、「口腔衛生指導をしっかり受けること」と

「メインテナンスに通うこと」が重要です。定期健診でチェックすることです。

 

高齢者では、歯周病の進行に伴い、歯肉の退縮が起こるため、歯根部の露出

により、「根面う蝕」が多く見られます。

 

歯根部には硬いエナメル質が元来ないため、軟らかい、セメント質、象牙質が

露出するとブラッシングで容易に摩耗してう蝕になってしまうのです。

 

自分では気がつかないことも多いので「定期健診」が必要です

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年04月08日 | トラックバック (0)

歯石の話

 今日は「歯石」の話です。

 

歯石は「歯」の表面に着いた硬い「石」の様なもので、元々は歯垢・プラーク同様

細菌の塊です。

 

歯石は歯垢と違い石灰化物であるため、硬くなってしまい歯ブラシでは除去でき

ません。成熟した歯石の成分の80%はカルシュウムなどの無機成分で、残りが

有機成分と水分です。

 

歯石は元来、細菌の死骸ですが、その表面の凹凸に歯垢が付きやすくなり、歯

垢から細菌の毒素が放出されて歯周病となります。ですから元となる歯石は除

去しなければならないのです。

 

人体では腎石や胆石、尿路結石など「石」ができますが、歯石は細菌の死骸の

石灰化物ですが、他の結石は栄養分や老廃物が石灰化したものです。

 

歯石は何もないところにできるのではなく、歯の表面に歯垢が付着しそこにカル

シュウム分が沈着し石灰化が起こり、成熟して、硬くなります。

 

できはじめの歯石は、軟らかく白いですが、月日が立ち、堆積して行くと、褐色か

ら黒色となり、歯科用の専用器具を使わないと硬くて除去できません。

 

できやすい場所は、「下顎前歯舌側(裏側)」と「上顎奥歯頬側(外側)」です。

いずれも唾液腺開口部(唾液が口の中に分泌されるための開いた穴」付近です

 

この付近のカルシュウム濃度が高くなっているため、どの人も歯垢が残っている

とっ石灰化して歯石を作ってしまうのです。

 

自分で予防するには、意識してその部分をしっかりブラッシングで清掃し歯垢の

段階で除去してしまうしかありません。普段のブラッシングが大事なのです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年04月01日 | トラックバック (0)

Tooth Wear について

 今日は、「(Tooth)の損耗(Wear)」の話です。

 

Tooth Wearは歯に何か着せるのではなく、歯が「磨滅」「摩耗」「消耗」「損耗」

することを言います。

 

古代人の歯には硬いものを食べていたために、若者にも重篤な咬耗、摩耗が見

られました。これは、食べ物が加工、調理されていなかったためです。

 

近年は、食品が加工、調理され軟らかいものが多く、食品の硬さによるものでは

なく、「酸蝕」によるTooth Wearが増加しているのです。

 

Tooth Wearはその原因から1.咬耗 2.酸蝕 3.摩耗 4.アブフラクション

に分類されます。

 

1.咬耗とは・・・歯の接触による歯の機械的な摩耗

2.酸蝕とは・・・酸による歯の化学的溶解

3.摩耗とは・・・歯の接触以外(歯ブラシなど)の機械的作用による歯の摩耗

4.アブフラクションとは・・・バイオメカニカルな荷重による歯質の喪失(歯ぎしり)

 

Tooth Wearは、う蝕、歯周病に次ぐ第三の歯科疾患として今後も重要視され

て行くことでしょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年03月23日 | トラックバック (0)

唾液について2

 今日は「唾液の働き」の続きの話です。

 

唾液には、でんぷんを分解する消化酵素アミラーゼが含まれていますが、肉食

動物の唾液には、含まれていません。

 

ヒトやサルなど、種子や実などのでんぷんを食べる動物では分泌されますが、ウ

シやウマなどの草食動物では分泌されません。

 

唾液は消化酵素を含むだけでなく、リゾチーム・ラクトフェリン・ぺルオキシダー

などの抗菌物質や免疫グロブリンなども含まれます。

 

そして、緩衝能をもつ重炭酸塩(HCO3-)を含みます。緩衝作用は、pHを中性

に戻す役目をします。

 

唾液緩衝作用が強いと、虫歯になりにくく、弱いと虫歯になり易くなります。

唾液の量と緩衝作用は相関関係があり、成人となり唾液腺が成熟し分泌量が

増えると、緩衝作用が高まり虫歯を抑制します。

 

安静時に出る唾液と食事の刺激時にでる唾液でも緩衝能に差があります。

安静時唾液の重炭酸塩は再吸収されるため、緩衝作用は低くなります。

 

これに対し、刺激唾液は大量の唾液が分泌され、再吸収がおこらず緩衝作用は

安静時の20~30倍の緩衝作用を持ち虫歯のリスクも低下します。

 

夜間は安静時唾液が分泌され、かつ分泌量も減少するので虫歯のリスクが高ま

るのです。

 

ですから、就寝前には必ず歯磨きをしましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年03月19日 | トラックバック (1)

浸食症の話

 今日は、歯の「浸食症」の話です。

 

酸性物質が歯のエナメル質を浸食することは、すでに広く知られ酸蝕歯の原因

となります。

 

今回スウェーデンのイエテボリ大学によると、「酸性物質と同様にアルカリも歯

牙の有機成分を破壊しエナメル質を脆弱化する」と報告されました。

 

イエテボリ大学では、脱脂剤やその他のアルカリ性溶液中に抜去歯を浸漬し、

走査型電子顕微鏡(SEM)による観察、電子分析機器測定を行った。

 

その結果、エナメル質中の有機成分が急速に溶解し、多孔性へ変化してしまう

ことがわかった。

 

「酸性物質による浸食症とはプロセスが異なるがアルカリ性溶液でも歯牙の浸

食が生じることがわかった」と報告しています

 

自動車修理工場で見られる職業病で、車体各部にスプレー噴霧されるアルカリ

性脱脂剤はpH12~14の強アルカリ性でです。

 

またアルカリ性脱脂剤は、調理場の清掃や、落書きの汚れ落としにも使われて

いるものです。

 

「アルカリ性物質にさらされると歯牙表面はダメージを受け、フレーク状のエナメ

ル質に変化します。この変化がう蝕のリスクを急速に高める」と警鐘します。

 

アルカリ性物質も油断できません。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年03月09日 | トラックバック (0)

定期健診について

 今日は、「定期健診」の話です。

 

我々、柴又歯科医院では、治療、及び口腔内清掃が一通り終了した患者さんに

定期健診の重要性をお話し、定期健診を薦めています。

 

子供の場合、乳歯が生え始めてから乳歯列状態でしばらく安定し、6歳前後で 

歯から永久歯へ生え代わりがはじまります。(6歳臼歯萌出開始)

 

乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」を経て永久歯列に移行します。

子供の歯並びは刻々と変化して行きます。乳歯は生え代わるものですが、その

後に続く永久歯への影響が少なからずあります。

 

ですから、「フッ素」による予防処置を定期的に行い、極力虫歯を防ぎ、口腔内

環境を良くしておく必要があります。

 

虫歯のある乳歯を放置した状態の口腔内では、萌出したばかりの永久歯はまだ

成熟しておらず軟らかいので、すぐに虫歯になってしまいます。

 

定期健診による虫歯のチェックとフッ素による予防は、将来の永久歯の為にも

大変重要なのです。健診時に小さな虫歯が発見されれば、もちろん早期治療が

必要です。乳歯の虫歯は短期間で大きくなってしまいます。

 

大人の場合は、永久歯も成熟してくるため乳歯より歯質が硬くなり、虫歯の罹患

リスクは減少します。しかし歯周病のリスクは増加してきます。

 

歯周病は慢性疾患のため、痛みを伴わずに静かに進行して行きます、自覚症

状は歯周囲からの出血、歯の動揺です。

 

歯の周囲に歯石が付着していると、歯垢が付きやすくなり周囲の歯肉に炎症が

起こり、出血してくるのです。

 

歯垢は歯ブラシで自分で落とせますが、硬い歯石となってしまうと自分では落と

せなくなります。

 

ですから、歯科医院で定期健診を受け、口腔内清掃を歯科医師や歯科衛生士

にしてもらう必要があるのです。

 

柴又歯科医院では子供は「3か月」、大人は「6か月」を標準として定期健診を

お薦めしています。知らないうちに病気が進行していることもあります。

 

虫歯や歯周病の予防のために、「定期健診を受けましょう」

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年02月17日 | トラックバック (0)

歯の色の話

 今日は、「歯の持つ色」の話です。

 

もともと歯は三層構造となっています。表層は硬い「エナメル質」が1~2mm程

りその下に「象牙質」、真ん中に「神経」があります。

 

エナメル質は、半透明ですが、象牙質が象牙色(薄黄色)なので、エナメル質が

削れたり、すり減ったりすると内部が透けて黄色く見えます。

 

「美しい白い歯」と言いますが、自然な歯は真白でなくやや黄色がかっています。

飲食物による着色や加齢によっても黄色くなってしまいます。

 

米国で盛んに行われ最近日本でも広まってきたホワイトニング(歯自体を白く漂

白する治療)も元々は、加齢による黄ばみを白くするために始まりました。

 

100214a.jpg

花王ヒューマンヘルスケア研究所による

 

飲食物で代表的なものは、コーヒー・紅茶・ウーロン茶・赤ワイン・カレーです。

ホワイトニング中や直後も、これらは色が沈着しやすいので避けましょう。

 

その他の変色の原因として、事故などによる外傷による神経の壊死や虫歯の治

療での神経の除去で変色がおこることがあります。

 

よく担当医と相談して、治療法を選択し、納得の上進めて行きましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年02月15日 | トラックバック (0)

開咬の話

 今日は、前歯の「噛み合わせ」の話です。

 

開咬:かいこう、は上下の歯を噛み合わせた時、奥歯は接しているのに前歯が

開いている状態を言います。

 

動物の歯は消化器官の第一番目として、取り入れた食べ物を食道に通りやすく

胃が消化しやすい状態に咀嚼して、次の消化器官に送り込む働きをします。

 

したがって、邪魔するものがなければ、上下の歯は咬合(咬み合う)ようにできて

います。かみ合う相手の歯が無くなると、咬み合わせを求めて伸びてきます。

 

邪魔をするものとしては、おしゃぶり、指しゃぶりなどがあり、さらに重大な原因

口唇があげられます。

 

歯列矯正治療で、治療の成功と術後の後戻りを防ぐことが最も難しいのがこの

「開咬」です。

 

嚥下(ものを飲み込む)時に舌が前に出てしまい、上下の歯の間に舌を挿入し、

口唇を吸い込んで嚥下しようとしてしまう場合に「開咬」となります。

 

このような機能的改善をするには、MFT(口腔筋機能療法)を行い、舌・口唇癖

を改善し歯が本来もっている咬合しようとする力を引き出すことが必要です。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年01月31日 | トラックバック (0)

酸蝕症について

 今日は、歯の「酸蝕症」の話です。

 

炭酸飲料や果物などが含む酸で歯が溶け、冷たいものを食べた時などに歯がし

みる「知覚過敏」が起こることがあります。

 

さらに歯の表面のエナメル質が溶けて、その下の黄色い象牙質がむき出しに

なったり、歯の色が黄ばんだりしてしまうことがあります。

 

100128a.jpg  

 東京医科大学・北迫勇一准教授による

 

まず、控えるべきは「ながら飲み」。仕事や運転をしながら、だらだら飲み続ける

のは、歯が酸にさらされていることになり、歯が溶けやすくなります。

 

また、ジョギングなどの運動後の水分補給も注意したい。口の中が乾いて、口の

中を中性に戻す唾液がでにくい状態ではさらに「酸蝕」されやすくなります。

 

エナメル質が溶け出すのは、PHが5.5より低く酸性度が強くなった時です。

酸にさらされた直後の歯は軟らかくなっているためすぐの歯磨きは控えましょう。

 

歯磨きの目安は、唾液の働きで口の中が中性に戻るまで、食後30分程度おく。

この間、唾液が含むカリウムやリンが溶けた歯を戻す再石灰化の働きをします

 

赤ワインにチーズ、紅茶にミルクなどさ「再石灰化」を促すカルシュウムが豊富な

乳製品を合わせるのもお薦めです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年01月28日 | トラックバック (0)

先天欠如歯について

 今日は、「先天欠如歯(せんてんけつじょし)」の話です。

 

先天欠如歯とは、その名前の通り「生え換わる為の永久歯が先天性に欠如した

状態です」。これに対し多い場合は「過剰歯(かじょうし)」と言います。

 

永久歯が元々ない例は時々みられます。親知らず前歯中央から左右に数え

て5番目の歯下の前歯に多く見られます。

 

通常、永久歯の先天欠如により乳歯が残っている人は、その歯を大事に使って

もらいます。虫歯になったり、グラグラしてこなければ、長く使える場合もあります

 

しかし、乳歯は歯根が溶けて短くなって抜けかわるものなので、次第に根が短く

なって行きます。使えなくなってしまったら、抜歯を行い、次を考えましょう。

 

まだ成長期で乳歯の喪失が起こった場合は、ブリッジやインプラントなどの固定

性の人工物は入れられません。顎の大きさや歯並びが変わって行く為です。

 

まずは取り外し式の「部分入れ歯」を入れましょう。抜けてそのままにしておくと

その前後の歯が移動して「空隙歯列(すきっ歯)」となってしまうからです。

 

また歯は左右だけでなく、上下にも移動します。下がないと上の歯は下がり、

上がないと下の歯は上に伸びてしまい。噛み合わせのバランスをくずします。

 

成人して顎の骨の成長が止まるまで、乳歯が持ち、残念ながら脱落、喪失して

しまった場合は、前後の歯を削らないという点でインプラントが最良でしょう。

 

しかし保険がきかず、高額になるので、将来的にインプラントを入れる予定で、

定的に取り外し式の「部分入れ歯」を入れておくのも1つの方法です。

 

いずれにせよ、担当医とよく相談をして、自分が「納得」してから処置をしましよう

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2010年01月26日 | トラックバック (0)

ヒノキチオールの話

 今日は、歯周病薬「ヒノポロン」の話です。

 

ヒノポロンの成分「ヒノキチオール」は天然樹木精油のなかで、とくに「青森ヒバ

に多く含まれるものです。 

 

通常、日本のヒノキにはほとんど含まれず、発見された木が「台湾ヒノキ」だった

ため「ヒノキ」という名がつきます。ほとんどのものが、青森ヒバから作られます。

 

 

091209a.jpg

歯周疾患治療薬 ヒノポロン

 

抗菌作用

ヒノキチオールは歯周疾患の炎症や化膿に関するアクチノマイセスや溶血性ス

トレプトコッカスなどの好気性菌には100万分の3~100の濃度で作用。

 

歯周ポケットが深くなるほど歯肉組織の崩壊に関与するフゾバクテリウムやバク

テロイデスなどの嫌気性菌には100万分の3~50の濃度で作用。

 

抗炎症作用

ヒドロコルチゾン酢酸エステル(ヒノポロンの成分)は抗炎症作用・抗アレルギー

作用を持ち、代謝・免疫反応を抑制する。

 

血管収縮作用を持ち、炎症による持続性血管透過性亢進を抑制し、白血球の

遊走(滲出性炎症)を抑制する。

 

滲出性炎症による毛細血管の新生と、肉芽組織の形成を強く抑制するため、抗

症作用を示す。抗アレルギー作用も持つ。

 

日常臨床で歯周疾患の治療に、使用し効果を上げている薬剤軟膏です。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年12月09日 | トラックバック (0)

3DSについて

 今日は、「Dental Drug Deliverry System(3DS)」の話です。

 

3DSは、2000年に発表された専門的口腔バイオフィルムの制御法であり、ミュ

ータンス連鎖球菌(MS菌)に対する受動免疫療法から派生した技術です。

 

3DSは可能な限りバイオフィルムを破壊、減量したあと、抗菌剤をカスタムメイド

のドラッグ・リテイナー(マウスピース)に入れ、歯列に塗布する除菌法です。

 

口腔内の菌叢をそこなうことなく、MS菌が選択的に除菌できる優れもので、う食

細菌の比率が高いケースに有効なアプローチの1つです。

 

「口腔バイオフィルム」のことを、一般にはプラーク、歯垢と呼び単なる付着物と

認識されがちです。

 

しかしこの中には大量の細菌群が存在します。口腔バイオフィルムは「口腔微生

物による代謝活性を伴う感染源である」といわれます。

 

歯垢には「古い歯垢」と「新しい歯垢」があります。

古い歯垢:毎日歯磨きしていても、落とされずに、付着してから非常に時間が

       経過してしまった歯垢で、大変毒性が強い。

新しい歯垢:口腔常在性連鎖球菌中心で善玉菌主体の健全な歯垢。付着後

        時間の経過していないもの。

それゆえに、「古い歯垢」の除去が毎回のメインテナンスの主な目的になります

 

プラークコントロールとは「歯磨き」指導のことではなく、不都合な病原菌を排除

して、常在菌の質を制御する技術です。

 

3DSでの除菌後の持続効果は、生活習慣が改善していれば半永久そうでな

ければ、1年程度です。

 

3DSにより、短時間にひとまず疾患リスクを取り除き、その後安全なプラークを

用いて時間をかけ、健康行動、生活習慣を指導、病原性バイオフィルムに移行

する素因を改善することが合理的です。

 

ちょっと、難しくなりました。これからの予防歯科のキーワードは3DSです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年11月27日 | トラックバック (0)

ラクトフェリンについて

 今日は、歯周病予防の「ラクトフェリン」の話です。

 

母乳、特に「初乳(生まれて約1週間までの乳)」と呼ばれる母乳には、赤ちゃん

が成長するための栄養成分とともに、細菌やウイルスから赤ちゃんを守る成分

が含まれています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、初乳をとることによって、同時に強力な免疫を体

内にもつことができます。

 

ラクトフェリンという名は「Lacto(乳)に含まれるFerrin(鉄)と結合するたんぱく

質」ということに由来します。

 

ラクトフェリンは鉄と結合する力が非常に強く、この性質が微生物の生育を抑制

する働きがあります。

 

口腔内では、歯周病バイオフィルムに浸透するIPMP(イソプロピルメチルフェノ

ール)などで歯周病菌を殺菌しても、歯周病菌の破片である歯周病毒素:LPS(

リポポりサッカライド)が残存していると、歯周病が進行してしまいます。

 

このLPSをラクトフェリンが解毒・中和し不活性化し、歯周病の予防に役立つと

して注目されています。

 

091123a.jpg

ライオンのDAY-UP(ラクトフェリン)含有

デキストラナーゼ:歯垢中のデキストラン(多糖体)を分解する酵素

 

ラクトフェリンの効用

1.ブドウ球菌・大腸菌などの成育環境から鉄分を奪い、繁殖を抑制する。

2.乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やす。

3.鉄分の吸収を高め貧血を軽減する。

4.NK細胞(ナチュラルキラー細胞)などの免疫細胞を活性化する。

5.口臭を軽減する。

6.粘膜を保護し、ドライアイ、ドライマウスを予防する。

 

ラクトフェリンは母乳のほか、涙、唾液、鼻汁、尿、子宮頸管粘液などいずれも

外部の細菌類と接する粘膜部位からの分泌液中にみられます。

 

赤ちゃんだけでなく、大人にとっても重要な健康成分なのです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年11月25日 | トラックバック (0)

口の元気度について

 今日は、「口腔機能の低下」の話です。

 

食べる機能は、年を取るとともに、気づかないうちに衰えて行きます。

 

ライオン歯科衛生研究所の武井典子先生は、口の機能を自分でチェックし、鍛

えるプログラムを日本歯科大学と共同研究し提唱しています。

 

1.口輪筋(口のまわりの筋力)

2.咀嚼力(噛み砕く力)

3.嚥下力(のみ込む力)

4.口腔清潔度          の4点から自分でチェックします。

 

口の元気度のチェック

1.口輪筋:口を大きく開くと、人差し指と中指を縦に重ねて入れることができる

       左右のほおが、片方ずつ膨らむ

2.咀嚼力:酢ダコやスルメを細かくしなくても噛める

       半年前も今も、固い物がそのまま噛んで食べられる

3.嚥下力:半年前も今も、食べ物を普通に飲みこめる

       30秒間で、3回以上つばを飲み込める

       早口言葉で「タタタ」と5秒間で、24回以上言える

       「アー」と15秒以上、続けて発音できる

4.清潔度:1日に3回以上、歯を磨く

       口の中が乾いて、夜、目が覚めることはない

 

プログラム開発にかかわった日本歯科大:岩久正明客員教授は「おいしく食べ

楽しく話す日常生活の基本を支えるのが口の機能。できることから改善に向け

て取り組みましょう」といいます。

 

口の機能を低下させず、長寿社会を、おいしく楽しく過ごして行きましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年11月10日 | トラックバック (0)

シロティ&ビーポリッシュ

 今日は、「歯面研磨用品」の話です。

 

以前、歯科専門誌にかわいいグッツが載っていたのを、東急ハンズで見つけた

ので、思わず買ってしまいました。

 

091025c.jpg

左:Bee Polish 右:Sylotee

091025b.jpg  

左:歯にやさしいペースト 右:歯にやさしい消しゴム

 

使用法: シロティ(消しゴム)の平面部に、ビーポリッシュを適量とり、週1回程

      度、歯の着色部、黄ばんでいる部分を磨き、磨いた後は水でよくすす

      ぎます。

 

注意: セルフケアで落とせる着色と、プロケアでないと落ちない着色があります

    シロティ&ビーポリッシュで落ちない頑固な着色は、歯科医院で相談しま

    しょう。

 

有効成分: フッ素900ppm 医薬部外品 

 

発売元: ビーブランド・メディコーデンタル 

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年10月25日 | トラックバック (0)

リアライズについて

 今日は、自宅でできる「口臭検査キット」の話です。

 

口臭検査キット「realize(リアライズ)」は、口腔内の不快な口臭の原因成分を総

合的に検査して、判定する簡易キットです。

 

091012a.jpg  

口臭検査キット

 

・箱の中に入っている、ロート、試験管、スタンドを組立てます。

・試験管のメモリまで水を入れます。

 

091012b.jpg

 

・水を口に含み、約5秒ほどすすぎます。

・試験管に検査液:白10滴→青10滴橙2滴をいれゴム栓をして軽く振る。

・発色反応を20~30分待ちます。

 

091012c.jpg

 

判定結果

1.臭くありません。爽やかな息です。

2.特に口臭はありませんが、緊張などで口が渇いている時は臭うことがありま

  すので注意しましょう。

3.普段少し口臭があります。時間帯によっては不快な口臭になっています。

4.普段強い不快な口臭があります。

 

興味のあるかたは、東急ハンズ等で市販されていますので、試してください。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年10月12日 | トラックバック (0)

テーマパーク8020について

 今日は、インターネットの「テーマパーク8020」の話です。

 

先月、「第15回口腔保健シンポジウム」が東京・有楽町のよみうりホールで開か

れました。

 

テーマは、「お口とからだの健康のためのインターネット活用術」

      ・・・・情報で健康を守る時代に向けて・・・

 

白鳳大:海原純子教授によると、「アメリカでは医療知識の格差がガンの死亡率

にまで影響しているという報告があります。」

 

白人女性が乳がんにかかる割合は黒人女性よりも高いのですが、死亡率は黒

人女性のほうが高い。

 

乳がんの知識が十分でなく、治療をうけるのが遅れがちになるのが要因の1つ

といわれます。

 

では、頼りになる情報をどのように手にいれるべきか?

 

・テレビは面白いけれども断片的。過剰に興味をかきたてる面もあります。

・新聞は情報量が多く充実していますが、必要な時に必要な情報が見つかると

 は限らない。

・インターネットは検索すれば情報は見つかりますが、なによりパソコンが使えな

 いと入手できない。

・医師に直接聞くのは、正確だが、敷居が高く、控えてしまう。

 

また、

・テレビ、新聞は、治療に関する報道は多く、予防は少ない。

・インターネットには、治療、予防ともに情報が出ている。

 

ですから、

1つの情報源に偏ることなく組み合わせて、頭の中に医療知識を蓄えていくこと

がとても大事なことです。

 

日本歯科医師会の「テーマパーク8020」では、6つのテーマごとに記事が分類

されています。

 

「お口のトラブルと治療」では、歯周病、虫歯、口臭などいろいろな情報が表示

されます。記事の執筆者も明記されていて、安心です。

 

また、厚生労働省が運営する「e-ヘルスネット」にも「歯の健康」コーナーがあ

り、探したい情報が見つかり易いように健康情報ソムリエ 」があります。

 

そのほか、サンスターの「Mouth & Body PLAZA」では「オーラルヘルスナ

ビゲ-タ-」というコーナーがあり目で見て分かりやすくなっています。

 

いろいろとあるので、時間をみて、訪ねてみてください。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年07月18日 | トラックバック (0)

妊娠と歯科治療について2

 今日は、「妊娠と歯科治療」の続きです。

 

生まれたばかりの「赤ちゃんのお口」には、虫歯菌はいません。虫歯菌は唾液を

介して母親や家族から赤ちゃんの口の中に移ります。

 

ですから、生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防のためには、お母さんの口の中の

虫歯菌を減らすことが大事です。

 

妊娠中のお口の対策

1.虫歯の治療

2.正しいブラッシングの習得

3.フッ素入り歯磨き剤の使用

4.間食の回数と内容の検討

 

赤ちゃんの虫歯予防のスタートはお母さんの口の中からです。

 

唾液は歯についた食べカスを洗い流し、虫歯菌が出す酸を中和する作用があり

むし歯予防には欠かせないものです。

 

唾液の分泌を促すために、砂糖不使用のガム(キシリトール還元パラチノース

入り)などを噛むのも有効です。

 

妊娠すると体調や時期によって治療が制限されることが多くあります。

妊娠中に歯科治療を受診する際は・・・・必ず「妊娠中です」とスタッフに告げてく

ださい。

 

妊娠初期 : つわりや流産の危険性もあるので、よく説明を聞き、必要に応じて

        応急処置や治療を受けましょう。

 

妊娠中期 : 歯科治療を受けるなら安定期が最も適しています。虫歯や歯周病

        の治療を受けましょう

 

妊娠後期 : 歯科の診療台に長く寝ていると、大きくなったお腹で足の付け根

        の血管が圧迫され低血圧になることがあります。膝を立てたり、背

        中を少したててもらったり、腰痛がある時には腰にクッションを置く

        など楽な体位で治療を受けましょう。

 

生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防には、まずお母さんの虫歯治療からです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年07月14日 | トラックバック (0)

妊娠と歯科治療について

 今日は、「妊娠と歯科治療」の話です。

 

女性は出生時に約200万個の卵母細胞が用意され、その多くは小児期までに

消失し、思春期には3~4万個になります。

 

そのうち約400個ほどが生殖可能な時期に排卵され、残りの細胞がすべて退

すると閉経となります。

 

女性は1か月のうち基礎体温が変化し、月経が始まると低温期が約14日間

きます。排卵が終わると高温期が約14日間続き、月経が終わります。

 

排卵日の3日前~翌日が最も妊娠し易い時期です。生命の誕生をになう女性の

役割は大変、重要です。

 

妊娠中のタバコ飲酒は流産・早産の危険性が高まるといいます。

1日20本以上喫煙する妊婦は、非喫煙者に比べ、自然流産の発生率は2倍以

と言われています。

 

また、進行した歯周病にかかっている妊婦は早産(37週以前の出産)や低体重

児出産(2500g以下の出産)の危険性が7倍にもなると言います。(1996年、

国Offenbacherらの研究)

 

持病があり、普段から薬を飲んでいる人は、妊娠を計画する前に医師に相談

しましょう。

 

不妊治療で使用する排卵誘発剤と歯科治療で使用する一般的な歯科の薬(鎮

痛剤や抗生物質)との飲み合わせは、ほとんどないと言われています。

 

不妊治療中であっても、通常どおり歯科の治療を受けていただくことは可能です

妊娠を計画したときには、できるだけ歯科治療は終えているようにしましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年07月10日 | トラックバック (0)

むし歯予防デーです2

 6月4日は「むし歯予防デー」です。

 

むし歯の予防には、「唾液」がとても関係しています。

唾液は歯の表面(エナメル質)が溶けた時、その成分ですぐに表面を修復してく

れます。この作用を「再石灰化」と呼びます。

 

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甘いお菓子:マカロン

 

甘いお菓子などの間食を1日中していると、歯の再石灰化が進む時間画ないた

め、むし歯が進行していきます。

食生活が規則正しくできていれば、むし歯の予防にもなるのです。

 

子供の成長の過程でむし歯のできやすい時期は、5歳15歳と言われています

この時期は乳歯と永久歯がそれぞれ生えてから2~3年です。

 

はえたばかりの歯は弱く、しだいに硬くなっていくためです。約24歳を過ぎると、

新しくできるむし歯は限りなくゼロに近づきます。

 

子供のころにむし歯予防ができていれば、生涯にわたる疾患の発生予防につな

がるといわれます。

 

基本は「歯磨き」ですが、「間食」などの食習慣にも気をつけて行きましょう。

 

丈夫な歯をめざして

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年06月04日 | トラックバック (0)

ブクブクうがいについて

 今日は、ガラガラでなく「ブクブクうがい」の話です。

 

8020推進財団の調査によると、「永久歯を失う原因」は

1.歯周病 42%

2.う蝕(虫歯) 32%

3.歯牙破折 11%

4.矯正     1%

5.その他   13%

 

成人の約8割が歯周病にかかり、歯を失う原因の4割以上を歯周病が占めます

さらに、高齢になると、歯を失うことに加え、口を動かす筋肉も衰えて行きます。

 

そのため食欲を失い、低栄養状態から、寝たきりなどの要介護状態に至ること

もあります。

 

歯周病予防、介護予防に毎日の「ブクブクうがい」を習慣にしたいものです。

 

30代以降は、歯垢の残り易いすき間が増えていきます。歯磨きやデンタルフロ

ス、歯間ブラシできれいにした後、薬用洗口液で「ブクブクうがい」をしましょう。

 

高齢期で注意したいのは、口の中で繁殖した細菌が唾液とともに「肺」に入り込

むことで起こる肺炎(誤嚥性肺炎)です。

 

要介護高齢者の死因

1.肺炎 33%

2.感染症 19%

3.心不全 12%

4.腎不全 11%

5.がん 6%

6.その他 19%

 

誤嚥性肺炎のリスクを減らすには、歯磨きの後しっかり「ブクブクうがい」を行い

口腔内の細菌を減らし清潔に保つことが重要です。

 

何歳になっても食事をおいしく楽しむためには、自分の歯をできるだけ残すとと

もに、咀嚼(噛むこと)嚥下(飲み込むこと)を行う機能の維持が大切です。

 

ブクブクうがい」はこの大事な機能を保つトレ-ニングにもなるのです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年06月02日 | トラックバック (0)

酸蝕歯について

 今日は、歯が溶けてしまう「酸蝕歯(さんしょくし)」の話です。

 

「歯が溶ける」というと虫歯を連想しますが、虫歯は「むし歯菌」(ミュータンス菌

が出す酸により、歯が溶けた状態をいいます。

 

歯が溶ける原因はこれだけではありません、「むし歯菌」がいないきれいな口の

中でも、「歯は溶けます」。

 

歯は酸性の食べ物や飲み物に触れるだけで溶けるのです。これは科学的に起

きる現象で、その中でも溶け方の度合が大きく「すでに問題が起きている歯」や

「将来問題を起こしそうな歯」を「酸蝕歯」と呼んでいます。

 

酸蝕は普段口の中で起きています、これを「唾液」が補修しています。唾液によ

ミネラルが運ばれエナメル質を補修します。これを再石灰化と呼びます。この

働き、バランスが崩れると「酸蝕歯」という問題が起こります。

 

食べ物や飲み物の酸性・アルカリ性を表すpH(ペーハー・ピーエイチ)を見ると、

この値が低く酸性が強いものほど歯を溶かします。

 

酸性の果実・炭酸飲料、スポーツドリンクなどを頻繁かつ過剰に飲んだり食べた

りすると、酸性物質の歯への接触時間が長くなり、エナメル質を溶かしてしまう

のです。

 

ジョギング・ウォーキングなどの運動の後、黒酢ドリンクやビタミンドリンクを愛飲

すると、体には良くても、歯が溶けやすくなるので注意が必要です。

 

汗をかいて体内の水分が減ると、唾液の分泌量も減少します。唾液の力が弱

まっているときに習慣的に酸性の飲み物を飲むと「酸蝕歯」になりやすくなります

 

食習慣・生活習慣が主たるリスクになるケースが少なくありません。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年01月28日 | トラックバック (0)

ドライマウスについて3

 今日は、「口腔乾燥症(ドライマウス)」の話です。

 

ドライマウスは唾液の分泌量が低下して口の中が乾燥してしまう状態です。

中高年の女性を中心に増加しており、発症者全体の92%が50~70歳の女性

と言われています。

 

ドライマウス改善のために・・・

日常生活における留意点は唾液の分泌の促進です。以下の3つが大切です。

1.毎食よく噛んで唾液の分泌を促す。

2.リラックスする時間をとる。リラックスすると副交感神経が優位になるため

  唾液の分泌が促進される。  入浴やティータイムでリラックスする。

3.唾液腺の機能を高めるストレッチを行う。

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その他、シュガーレスやキシリトールのガムを噛む、なるべく体を動かす、規則

しい生活を送る。

また、口腔内を潤すために、口腔ケア用品を利用する方法もあります。

保湿ジェル、アルコール未使用の洗口液(マウスウォッシュ)、低刺激性の歯磨

き剤の使用などあります。

 

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口腔保湿ジェル

 

冬は空気が乾燥するので、加湿器などを使用し、部屋の湿度に注意を払いまし

ょう。口呼吸をしがちな人はマスクを上手に利用しましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2009年01月10日 | トラックバック (0)

唾液について

 今日は「唾液の働き」の話です。

 

唾液は食べ物を噛めば噛むほど多く分泌されます。

唾液には糖分を分解する:アミラーゼなどの消化酵素が含まれています。

 

唾液に働きはそれ以外にも、歯の汚れの除去や、粘膜の傷の修復、歯の補強

抗菌作用や免疫の強化、ウイルスを直接攻撃する免疫細胞を増やす作用もあ

ります。

 

毒消し作用もあり、日常の食べ物には栄養素以外に、微量の発がん性物質

含まれているものもあり、その多くが30秒間唾液に浸されると、毒性が消えると

いわれています。

 

唾液中のぺルオキシダーゼ発がん性物質が作り出す活性酸素を消す作用を

持ち、がんや老化から細胞を守っています。

 

「1口30回以上噛め」とよく言いますが、唾液の機能を十分に発揮させるために

もそのくらいの時間が必要です。

 

まとめ

~唾液の多様な機能~

1.酵素で食べ物を消化する

2.歯の汚れを洗い流す

3.食道や胃の粘膜を保護する

4.歯のエナメル質保護や再石灰化の促進

5.細菌の繁殖を抑える

6.免疫力を強化する

7.食物の発がん性を減らす

8.活性酸素の消去

9.成長ホルモンを分泌する

 

唾液はこのように様々な働きをして健康を支えているのです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年12月21日 | トラックバック (0)

咀嚼について2

 今日は「咀嚼(そしゃく)」の話の続きです。

 

肥満と食習慣の関連の研究によると、大人も子供も、早食いの人ほど、またよく

噛まない人ほど肥満の傾向が強いことがわかりました。

 

夜食やおやつ、遅い夕食など「いつ食べるか」は肥満との明確な関連はみられ

ず、「いかに食べるか」のほうが重要といいます。

 

多咀嚼(多く噛む人)の特徴は、食事の時間が長い一方、食事量は少ないこと。

よく噛むほど、脳の満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられるためです。

早食いの人は、満腹感を感じる前に大量に食べてしまいがちになります。

 

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50回以上噛む多咀嚼と通常咀嚼でおにぎりを食べると、多咀嚼の方が少ない

量で満腹になりました。

 

血糖値を抑えるインスリンの分泌量も、多咀嚼の方が上昇も穏やかで、インスリ

ンを分泌する膵臓に優しく、健康長寿につながります。

 

早食い防止10カ条

1.噛む回数を意識的に増やす

2.一口の量をへらす

3.飲み込んでから次の食べ物を口にいれる

4.水分と一緒に流し込まない

5.ゆっくりと、唾液を混ぜ合わせる

6.歯ごたえがある食材を選ぶ

7.野菜はゆですぎず、大きめにきる

8.品数を増やし、外食では定食を選ぶ

9.時々はしを置く

10.2人以上で食べて会話を楽しむ

 

ついつい、空腹時は早食いとなってしまいます、ゆっつくり、行きましょう

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年12月15日 | トラックバック (0)

咀嚼について

 今日は、「咀嚼(そしゃく)」の話です。

 

咀嚼は食べ物を歯で噛み砕き、唾液を混ぜて、のみ込みやすい大きさの塊りに

するとです。そして、その塊りを飲み込むことを嚥下(えんげ)といいます。

 

咀嚼の神経回路は呼吸や姿勢保持、血液循環などと同様、脳幹にあり、咀嚼

がいかに生命維持に重要かを示しています。

 

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しかしファーストフードやお菓子などの軟らかい食べ物の普及で現代人の平均

的な咀嚼回数は、戦前に比べて約6割も減少しています。

 

咀嚼できる食品群と高齢者の割合

 5. さきいか 、たくあん                70%

 4. 豚ももゆで、生にんじん、セロリ         13%

 3. 油揚げ、酢ダコ、白菜の漬物、干しブドウ    9%

 2. ご飯、リンゴ、つみれ、ゆでアスパラガス    5%

 1. バナナ、煮豆、コンビーフ、ウエハース     3%

 

人は視力や聴力の衰えには敏感だが、咀嚼能力3 までの低下には不自由を

感じておらず、ごはんがやっとたべられる能力2以下で不健康と実感するように

なるようです。

 

ぱくぱく」「もぐもぐ」「ごっくん」の3つが食事ですぐできる。「元気に長生きする

方法」です。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年12月13日 | トラックバック (0)

おやつについて2

 今日は「おやつについて」の続きの話です。

甘い物は、上手にとれば心身の健康を保ち生活を楽しむことにもつながります

 

今回は、「子供の成長と甘み」の観点からの話です。

子供は活動的で、成長過程にあるため、エネルギーが必要です。

 

1~2歳児でも1日1000kcal前後は必要です。

 

朝昼晩のバランスの良い食事でとるのが基本ですが、子供は大人に比べて、

消化機能が整っていないため、1回」の食事で摂取できる量は足りません。

 

ですから午後3時ごろ「おやつ」を食べて補うべきです。

甘い物は摂取後すぐにエネルギーになるので、放課後の運動や勉強にも、

役立ちます。

 

砂糖としての摂取量は5歳までは1日5g 6歳以上は大人並みになり10g

おかずに砂糖を使うときはその分を引きます。

 

2歳まではおやつの時間は午前10時午後3時の2回が理想です。

お薦めは、スイートポテト果物入りヨーグルトリンゴなどの砂糖煮のヨーグルト

添えカルシュウム源の乳製品

水分としてはジュース、乳酸菌飲料は糖分が多いので避け牛乳麦茶にする。

 

食べ方も決まった時間に短時間でたべ、テレビをみながらのダラダラは避けま

す。菓子袋をそのまま与えず、皿に出して量を加減します。

 

食後の「うがい」を習慣づけ、虫歯も予防しましょう。

 

甘い物は避けるのではなく、適量を楽しみながら取り、しっつかり体を動かす

とが健康につながります。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年11月14日 | トラックバック (0)

いい歯の日について

 今日、11月8日は「いい歯の日」です。

 

歯と口の健康は「生きる力」の基本です。

 

歯と口が健康であってこそ、おいしく楽しく食べることができ、心身の健康につな

がります。

 

「きれいな口、清潔な口」は現代人が重視するものの一つです。歯を含む口の中

の状態を「口腔環境」といいますが、「口腔環境が整っている」とは見た目だけ

でなく、細菌学的にも良い状態をいいます。

 

「早寝・早起き・朝ごはん」に象徴されるように、基本となる生活習慣が身につい

ている子供の口腔環境は、比較的良い状態にあることが多いようです。

 

よく、「口の中から生活が見える」といわれるように、生活習慣が口腔環境を左

右するといえるでしょう。

 

口腔環境は「人為的に整える」と「自然に整う」の両方をバランスよくコントロール

する必要があります。

 

人為的に整えるとは「歯磨きをする」、食後に「シュガーレスガムをかむ」など人

の手を加えることです。

自然に整うには顎関節をふくむ「口腔器官の健全な発育」が不可欠です。

 

ものを噛むと「唾液」が分泌され、口の中のPHバランスが整います。また噛むこ

とで筋肉が働き、体温が上昇し、脳に届く血流が増えるといわれています。

 

理想は和食で、おかずの種類があって、食べる順番会話なども楽しみながら

食べると、脳の活性化にもいいようです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年11月08日 | トラックバック (0)

口腔ケアについて

 今日は、「がん」患者に必要な「口腔ケア」の話です。

 

がんの患者さんの口のトラブルは非常に多く、口腔ケアが迫られるのは、まず第

一に、放射線治療を受ける患者さんです。

 

頭頸部がんに対する放射線照射では、唾液腺が壊れて障害を起こします。

唾液の分泌量が減って、口の中が酸性になり、歯のエナメル質が溶け、虫歯を

作ってしまいます。

 

抗ガン剤治療の副作用も問題になります。重い症状の一つに口腔粘膜炎があり

ます。抗ガン剤治療を受ける患者の4~7割に生じると見られています。

 

がんの緩和医療でも口腔トラブルが課題です。緩和ケア中の人の2割が歯科も

受診し、義歯の不具合や、口腔乾燥、、歯周炎が目立ちます。 とくに問題なの

は、「口臭」です。部屋中臭って、家族からの相談も少なくありません。

 

がん診療連携拠点病院

2006年制定のがん対策基本法にもとづいて厚生労働省が指定する。

がん医療の地域格差をなくし、どこでも一定レベル以上の治療が受けられるよう

にするのが目的。都道府県拠点病院が47、地域拠点病院が304ある。

 

口腔トラブルをかかえたままでは、がんと全力で闘えません。がん抱えている

患者さん、ご家族の方は積極的に医療機関にケアの有無を尋ねてみて下さい。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年10月20日 | トラックバック (0)

おやつについて

 今日は間食(おやつ)の話です。

皆さんは何時ごろおやを食べますか?

 

食事の基本:あくまでも1日3食が基本です。おやつばかりで食事を抜いてはい

        けません。

       間食はハンバーガー、アイスクリーム、チョコレート、ポテトチップス

       はカロリーが高い脂肪や糖分を多く含み、肥満の原因となり易く、

       食べ続けると、高血圧、糖尿病になりかねません。

       特に30歳以上で、デスクワークの多い人は消費エネルギーも低く

       なりがちで、注意が必要です

 

お薦めの間食:旬のフルーツ・おかかや昆布のおにぎり・煮干し・クリ・プチトマト

          お菓子よりおにぎり、洋菓子より和菓子がお薦めです。

お薦めの時間:夜8時以降はひかえましょう。その後の活動が限られ、食べた分

          が脂肪にかわりがちなためです。

間食のめやす:1日に必要なエネルギー量の10%以内、200kcal程度。

ワンポイント:せめて週に1回、間食をしない日を作りましょう。

 

虫歯予防の点から・・・できるだけ食後の歯磨きを行いましょう。

              糖質などを含む「おやつ 」は脳の活性化にも必要です。

              決めた時間におやつを食べる。

              だらだらと間食をしないことが大切。

 

「おやつの取り方」のまとめ

1.高カロリー食品には注意しましょう。

2.洋菓子より和菓子をとりましょう。

3.夜8時以降は控えましょう。

4.週に1日は間食なしにしましょう。

5.だらだら食いはやめましょう。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年08月27日 | トラックバック (0)

フッ素について

 4日から始まった 「歯の衛生週間」 は今日10日で終わります。

予防歯科シリーズ 最後に フッ素 の話をします。

 

皆さんは  虫歯の 「進行どめ」 は知っていますか?

子供の前歯で、真っ黒になっているのをみたことはありませんか?

 

乳歯の虫歯が進行してしまい、まだ幼いため治療できず、

やむを得ず薬で進行を抑えるときに使います。

サホライドSaforide という薬でフッ化ジアミン銀製剤で、もちろんフッ素です。

よく効く反面、薬が苦いのと 前歯に使うと黒くめだってしまう欠点があります。

 

サホライドは治療用ですが、フッ素はおもに 予防用に使います

予防用では 「フルオール・ゼリー」 「ジェルコートF」 (フッ化ナトリウム製剤)

味も少し酸っぱいですが、黒くなりません。

 

・・・フッ素の働き・・・

1 再石灰化の促進 : 脱灰(とけた)エナメル質を再石灰化(修復)

2 耐酸性の向上 : 酸に対して強く丈夫なエナメル質を作る

             ハイドロキシアパタイト→フルオロアパタイトに変化

3 歯の不正結晶構造の修繕 :アパタイト結晶が規則正しく並ぶ

4 酸産生抑制 :抗菌、抗酵素作用を発揮

 

 

・・・フッ素の効果・・・

アメリカでは1945年にミシガン州で虫歯予防を目的に、

水道水にフッ素が人工的に添加されて60年以上がたちました。

アメリカの12歳児の、平均的な虫歯の数は  2本

砂糖使用料はアメリカのおよそ半分の日本は 5本

いかに砂糖に対してフッ素が強いかがわかります。

 

・・・フッ素応用法と特徴・・・

 塗布法   効果 ★★  特徴 歯科医院で行う 3~4回/年

                      濃度が高いので使用量に注意

・ スプレー法     ★       低年齢でうがいできなくても使用可能

・ 歯磨剤法      ★★     家庭で毎日 うがいせず、吐き出しでも可

・ 洗口法       ★★★    家庭、学校で先生の監督下で行う

 

 フッ素の使用は子供だけでなく、成人となってからも使用の効果はあります。

 隣接面の虫歯や歯根面の虫歯の予防に必要です。

 

 健康管理の主役は本人です。

 主体的な健康づくりが大切です。(セルフ ケア)

 歯科医院では虫歯と歯周病の予防をし、(プロ ケア)

 セルフケア自立のためのサポートをして行きます。

 

 柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 

2008年06月10日 | トラックバック (0)

PMTCについて

 明日まで 「歯の衛生週間」です。予防歯科の話を再開します。

歯のケアが大切ですと、今までいろいろと 話てきましたが

セルフ・ケアだけでは良い状態は続きません。定期的に

プロ・ケアを受けてほしいのです。

治療が終わっても安心せずに、定期健診を受けてチェック・とケアをしましょう。

 

ひとつでも以下の項目にチェックがあったら注意です。

  歯肉の色が赤い、どす黒い

  前より歯がながくなったみたい

  起きた時、口の中がネバネバする

  硬いものが食べられない

  食べ物がはさまりやすい

  口臭が気になる

  歯肉から出血する

  歯の表面がザラザラしている

  

 以上は歯周病のチェック項目です。

 

歯と歯ぐきのすきま(歯周ポケット)に細菌が入り、

歯垢を形成すると、炎症がおきて歯ぐきが腫れて 歯肉炎 になる。

さらに悪化、進行すると、歯を支える骨そのものが壊れてしまう 歯周炎になる。

こうした症状の全体を 歯周病 と呼んでいます。

 

歯周病が進行すると、歯の周りにある骨(歯肉の下にあり普段は見えない)が

溶けて、歯がグラグラになって抜けてしまう。 これが一番問題です。

 

上記の項目で セルフチェック をして 気になるところがあれば

はやめに、歯科医院で ドクターのチェックを受けましょう。

 

皆さんが家庭で行う、歯ブラシ(セルフ ケア)に対して

診療室で歯科医師や歯科衛生士がおこなう プロ ケア には

歯石除去(スケーリング)と歯面研磨(ポリッシング)があります。

 

スケーリングは専用の器具で歯面についた歯石をカリカリ落とします。

水の出る超音波スケーラーでジリジリとることもあります。

そのあと、通常は歯面研磨でしあげます。

 

この歯面研磨のことを

 

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼びます

 

PMTCはゆっくりのスピードの器具で磨いていくので、痛みやしみることが

ありません。むしろさっぱりし、気持ちいいものです。

 

セルフ ケアがしっつかり家庭でできて、定期健診でPMTCを行い

良い状態を維持、継続していきたいものです。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

2008年06月09日 | トラックバック (0)

歯磨き剤について

 6月4日の虫歯予防デー からはじまった 「歯の衛生週間」も

後半になりました。今日も引き続き 基本である 予防歯科の話です。

 

8020運動の時に ふれましたが、日本は高齢化社会のトップを走っています。

・ 皆さんは現在の平均寿命をいえますか?

  ・・・男は 78.7歳  アイスランド・香港についで 3位

    女は 85.3歳  1位     総合で 82.3歳   1位・・・です。

 

・ 歯にも平均寿命があるのを知ってますか?

  歯を失う平均寿命は  59歳 (平成11年厚生労働省) です。

   そのうち 奥歯は  49.6歳 と早いです。

 

残存歯数は 30代  28.9本

        40代  27.7本

        50代  25.6本

        60代  22.5本

        70代  16.8本

        80代   9.8本  

    しかも歯を失う原因の 第1位 は虫歯でなく,歯周病なのです!

 

  虫歯予防ももちろん大切ですが、それ以上に 歯周病の予防が大切です。

 

・ では大人のどのくらいが歯周病だとおもいますか?

  じつは 80% (成17年 厚生労働省)が歯周病です。

 

  20代で70%以上 40代で85%以上かかっています。

   20代で70%以上 40代で85%以上かかっています。

 最近では、全身の健康�

2008年06月07日

歯ブラシについて

 今週は 「歯の衛生週間」です、今日も引き続き 予防歯科のお話です。

私は現在、仲間7人で<フローラル インプラント センターをつくり

勉強会や講習会などの活動を定期的に行っています。

 

フローラル は FULL ORAL (口腔 全体)という意味です。

インプラントその部分だけでなく

お口の中全体、かみ合わせ、バランス

そして全身へと、トータルに見ていくということ。

それが7人全員の一致した方向性、一致した見解です。

 

それではなにが大切でしょうか?

そうです。 CARE です。   ORAL CARE が最も大切です。

その基本が歯ブラシです。

 

歯ブラシはなにがいいですか?

ライオン? サンスター? 自由です。ブランドは問いません。

ドクターのあいだでもそこは好みの問題となります。

 

私は、BUTLER社の#211を初診時、定期健診時にお渡ししています。

お口の小さい人には#200を、軟らかい毛先は#222をすすめています。

乳幼児には#88(はは)母親みがき用を、幼児には#100を

小学生には#111を選びます。 矯正用は#121Pです。

 

BUTLER社のストレート型の歯ブラシは歯ブラシの基本型なのです。

これを基準に、屈曲型や 山切りや ごく細などいろいろ発売されています

・・・・BUTLER社は現在日本のサンスター社が買収してますが・・・

サンスターのGUM#211もありますが、

開院以来20年ずっとBUTLERのGUM#211です。

 

皆さんはこれを基準にすきな歯ブラシを選択してください。

デンター システマ もいいですね。

 

電動歯ブラシはどうですか?

使い方を誤らなければ、いいものです。

もともと手の不自由なかたや年配のかたのために開発されたものですから、

基本的には歯ブラシで十分役目を果たします。

 

パワーの調節が難しく、少しでも強いと 知らないうちに 歯が削れてしまいます

表面が摩耗して 知覚過敏 を引き起こします。 

1人だけ使用禁止としたことがあります。    弱  微 があればそれで!

 

最近は 音波ブラシ 超音波ブラシ がでているので

・・・ ソニッケアー や プリニア  など ・・・ 

そちらのほうが 「歯にやさしい」です。 専用の歯磨き剤もあります。

 

わからない、迷っているときは アドバイスしますので

自分にあった物、気にいったものを探しましょう!

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

2008年06月06日 | トラックバック (0)

8020運動について

  今週は 「歯の衛生週間」なので、引き続き 予防歯科の話をします。

皆さんは、8020運動(はち まる にい まる)はもうご存じですね。

日本歯科医師会が提唱するこの8020運動は今年で20年を迎えました。

そんなに昔から言われていたかなぁ・・と思うかたも多いとおもいます。

 

KEEP 20 TEETH TILL YOUR 80

<80歳になっても 20本以上自分の歯を保とう>

という運動です。

 

はじめて、これを聞いた時 私は

「ずいぶん高い 目標だな。」と感じました。

その当時は、なかなか見られなかったからです。

 

私の柴又歯科医院も 昭和63年12月に開院したので、

同じく20年の歳月が経ちました。

10年、20年前に比べ だんだん元気なお年寄りが増えてきました。

70代で元気に通って来られて、自分の歯が20本以上あるかたも、最近よく

みられようになってきました。

 

「先生、今 私 何本ありますか?」 と聞かれると、すぐに数えてあげます。

・・・・聞いてくるかたは、だいたい多く残っているかたですね・・・・

「20本以上あるから、80歳までがんばろうね」 と励まします。  しかし

 

たとえ自分の歯が20本以上残っていなくても、

義歯やインプラントなどを使ってしっかり噛んで食べることができれば

いつまでも健康に生活できるのです。

 食べることは人生の楽しみの1つですよね。 おいしいものを食べる楽しみ。

 食べることは人生の楽しみの1つですよね。 おいしいものを食べる楽しみ。

 

そのためには、年に2~3回 定期健診をうけましょう!

これからは予防の時代です。

虫歯にも、歯周病にもならないように はやめ はやめに チェックしましょう!

 

柴又歯科医院は

治療のためでなく、予防の場として

そして皆様の

健康管理の場でありたいと願っています。

 

ささいなことでも、気軽に聞ける アットホームな医院であり、

70歳80歳となっても 元気で 笑顔で来られる医院を目指します。

そして我々スタッフも 笑顔で 元気なあいさつを心がけて行きます。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

2008年06月05日 | トラックバック (0)

虫歯予防デーです

今日 6月4日はムシ歯予防デーです。

6月4日から10日まで「歯の衛生週間」です。

まずは自分の歯に関心を持ちましょう。

洗面所で歯磨きをしたあと、もう一度口の中をよく見て見ましょう。

 

・よごれは残っていませんか?

私自身がそうですが、磨いたつもりでもう一度みてみると、意外ととりきれておら

ず、汚れていることがあります。

前歯の裏側、奥歯の側面にプラーク(歯垢:歯のよごれ)がうっすら白く残ります

 

 磨いているのと、磨けているのは 違うのです。

 

・・・では、どうしたら上手によごれを落とせるでしょうか?・・・

 

・皆さんは染色液を使ったことがありますか?

そうです、歯によごれがあると表面が赤くなります。プラークに反応して赤く染め

出されます。子供にも分かりやすいので、よくブラッつシング指導で使います。

自分で洗面所で使うとことも、簡単に出来るのでお勧めです。

 

・いつもどのくらいの時間磨いていますか?

3分?5分?10分?もっと? 時間のあるときに1度時間を計ってみてください。

3分は意外に長いです。でも丁寧に磨いているともっとっもっと時間はかかります

私は砂時計の3分計をひっくりかえしながら磨きます。 気が済むまでやります。

 

・いつもどんなものを使ってますか?

歯ブラシだけ? 歯間ブラシ? デンタルフロス(糸ようじ)? デンタルリンス?

いろいろなデンタルグッズがありますね、タフトブラシや舌用ブラシもあります

もちろん義歯用ブラシ・入れ歯洗浄剤などなど・・・

 

人それぞれお口が違い、大きさも、歯並びもまちまちです。自分にあったものを

さがし使いましょう。

 

わからない時は、かかりつけの歯科医師や歯科衛生士さんに、遠慮せずに聞き

ましょう。

 

質問・疑問はいつでも聞いてください。電話でもメールでも

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

2008年06月04日 | コメント (1) | トラックバック (0)

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