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ドライマウスについて
今日は口腔乾燥症(ドライマウス)の話です。
唾液は1日約1、500ml分泌されます。
唾液は単なる水分ではなく、生体の恒常性に重要な種々の成長因子や
生理活性物質、抗菌物質、免疫グロブリンなどが多種多様に含まれています。
洗浄、溶解、消化、解毒、粘膜保護作用などを有しています。
神経成長因子:NGF(nerve growth factor)や
上皮成長因子:EGF(epidermal growth factor)がノーベル賞学者:Mont
alciniとCohenにより顎下腺から分離されました。
老化ラットにNGFを投与すると、学習能力の改善がみられ。
成長因子を含む唾液の分泌の促進はアンチエイジングに必須です。
ドライマウス(口腔乾燥症)は唾液の分泌量が減少し、唾液のの質が変化する
疾患です。
虫歯や歯周病のリスクが上がるだけでなく、感染症、誤嚥性肺炎、上部消化器
官の障害、摂食嚥下機能低下 など様々な全身疾患の原因になり、口臭の原
因や会話困難などを起こし、QOL(生活の質)に多くの影響を与えます。
ドライマウスはドライアイと同数の800万人はいると言われています。
欧米では国民の25%といわれており、3,000万人の潜在患者がいるであろう
といわれます。
原因の大半は、高血圧の降圧剤による薬剤性のドライマウスが多く、その他
糖尿病、高脂血症、動脈硬化も起因するといわれます。さらに食習慣や加齢
など複合的であり、精神的ストレスによるものもあります。
人それぞれ症状が異なるため、専門医への相談、受診をお勧めします。
柴又の「ねずみの歯医者さん」より