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巨匠ピカソの話2

 今日は「巨匠ピカソ展」の話の続きです。

今日は六本木・サントリー美術館「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展を見ました。

 

「国際巡回展でも唯一」自画像を中心に約60点による構成です。自画像が多い

分、よりピカソの内面に迫る内容といえます。

 

青の時代」の若き姿に始まり、野生と理性が同居する自身を描いたとも言われ

牛頭人身のミノタウロスを描いた作品群が登場します。

 

ピカソの「革命性」とは

キュービズム時代の「ドラ・マールの肖像」では顔がゆがみ、体も解体されている

にもかかわらず、ここに美しい女性がいることは疑いようもない。

 

描く対象の造形の理論を突きつめ、どこまで解体してもそれとわかり、いや解体

することで逆に本質に近づきうるのではないか、といった絶え間のない模索の中

に「革命性」はあったのかもしれない。

 

ピカソのことば

・「私にとって、一枚の絵を描くことは、そのさなかに現実がばらばらに引き裂か

 れてしまうほどの、一つの激しい戦闘を開始することと同じなのだ

・「私は呪物を見つめていた。そうして理解したんだ、私もそうだ、すべてに逆らっ 

 ているんだ、とね 

・「もしキュビズムが過渡的な芸術だとすれば、そこから脱するのも、また別の

 かたちのキュビズムでしかあり得ないと、私は確信している 

・「タブローとは、目を欺くものというよりも、精神を欺くものなのかもしれない

・「私は、より本質的ににているを切望している、現実よりも現実に似ることで、

 超現実に到達するものだ

・「具象的な芸術と非具象的な芸術の区別なんてない、もう存在しないんだ。私

 たちには、すべてのものが形象として見えているんだから

・「私にとっては、一枚のタブローは、破壊の総和だ。私はタブローを作り、そし

 てそれを破壊する

 

天才のことばは難しく、理解に困りますね。

 

柴又の「ねずみの歯医者さん」より

 




2008年10月13日 | トラックバック (0)

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